『大日本史料』 8編 2 応仁2年8月~文明元年9月 p.186

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き事も、旅行ならひなれは打いそしに、案内者とて若侍二騎道者なとうち, るに、空いたうしくれて、行末いかにとためらひ侍りなから、立とゝまるへ, ふ心ちして物哀なり、しるへの人も兩人はかへりて、只一人相としたるも, 歎かしよ此世は誰もうき旅と思ひなす野の露にまかせく、, へして、, はすさへ見え侍らぬに、誠に武士のしるへならす、いかてかかゝる道には、, 命もたえ侍らんとかなしきに、むさし野なとも果なよ道には侍れと、ゆか, つれ、はる〳〵と分入まゝに、こゝかしこの川音なとも、袖の時雨にあらそ, し哀なる心ちし侍る、しかはあれと、のれしき事のみ多く侍るをおもひか, りの草にもたのむかたは侍るを、是はやるかたなき心ちする、枯たる中よ, り篠の葉のうちなひきて、露しけきなと裝、右府の詠歌思ひ出られく、すこ, いとゝ心〓そきに、那須野の原といふにかゝりては、高萱道をせきて、弓の, あやしの民乃戸ををとりにして、柴折くふるなとも、さまかはりて哀も第, 結ひ、それよりある人の情にかゝりて、塩谷といへる處より立出侍んとす, 同行の人々も、思々の心をのへて、くるゝほとに、大俵といふ所にいたるれ、, 那須野ヲ, ヲ發ス, 宿ス, 下野塩谷, 大田原二, 過グ, 應仁二年十月二十二日, 一八六

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  • 那須野ヲ
  • ヲ發ス
  • 宿ス
  • 下野塩谷
  • 大田原二
  • 過グ

  • 應仁二年十月二十二日

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  • 一八六

注記 (23)

  • 1596,658,75,2225き事も、旅行ならひなれは打いそしに、案内者とて若侍二騎道者なとうち
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