『大日本史料』 8編 15 文明15年正月~同年12月 p.592

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又取て返し、追來る敵の大勢に向ひ、福井小次郎と名乘て、向ふ敵を竪さた, 小次郎城に歸りて見るに、親の源左衞門見へされは、扨は討死せしと思ひ, れも、あたし世のほとなさ、思召慰め給へと、細々書て、文の奧に、, と書留々る、皆人是を聞て、々ふの討死き、思ひまふ〓し心にやと、いとゝ哀, 置候文を見れは、幼少より副奉る事もなく、心計き通へとも、年を經てまみ, の子やう〳〵肩に引懸て、城中に入々るに、淺手深手貳拾六ケ所負て、終に, 城しくるか、今日の迫合に、父子共出て戰て、引取時に及て、親と子押隔られ、, を見れは、都の親類ともへ、此度の合戰の事とも書のへ、殊に母のもとへ書, 横さた戰て、父を尋〓々れとも行逢〓は、討死せんと、死狂に戰ひらるを、家, へ候事もなく、夢の浮橋絶て後、御歎き有らんとこそ、心に掛り侍め、よしそ, 空しくなりにらる、父源左衞門そ、又小次郎か行末を尋ろ渉て引取らるに、, かく討死せしを聞、大になけき、陣所に入て、箱の内書殘しらるものゝある, きを催し々る、かくて山名亦次郎俊豐、當國著陣の時より、但馬國へ飛脚を, 立、親父右衞門佐方へ申遣らるは、此時但州より播州へ御發向あるへし、さ, 生れこしたやこの契りいろなれは同し世にたに隔はりらん, 文明十五年九月是月, 五九二

  • 文明十五年九月是月

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  • 五九二

注記 (17)

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