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下の亂を靜むる者可有と、無直事被思けれは、少々の咎をは耳にも不聞入, 實ならは、是一家不和の基、國士亂逆の端たるへしと、度々被下專使しかは、, 道灌父子、嗟乎豎子不足與謀、近年當家不才庸愚の者、爭政務亂眞なれは、讒, きとて、兎角の陳謝にも不及、依之讒臣〓なりけれは、文明十八年丙午七月, 輩共、太田入道扇谷の執事として、萬心に任せたる事を猜し、境に著て吹毛, しに、味かたの旗の上に山鳩二つ飛來、羽を休しこそ不思議なれ、是等非凡, 者の糺明も可有、只忠功之下死を賜て、衰老の尸を曝さん事、何の傷か有へ, の咎を擧て、讒言する事度々なり、然とも扇谷殿定政、道灌なくては、誰か天, 道灌江戸河越の城を構え、その普請に心を勞して隙なかりしかは、久敷出, 給、只侫人讒者の世を可亂をそ悲玉ふ間、道灌の出頭も自若也、かゝる所に、, 夫之所爲、偏是生摩利支天たるへしと、人みな不思議の思をなせりとかや, 仕もせさりけれは、彼讒臣共、よき隙也と悦ひ、道灌父子爲可退治山内殿、構, 逸政には忠臣多く、勞政には亂子多き風俗なれは、上杉家の出頭人評定の, 要害候條無疑と申上ける間、自山内、此事を扇谷へ有談合、定政大に驚き、事, 太田最後之事, 道灌ノ最, ノ讒言, 上杉家ノ, 出頭人等, 後, 文明十八年七月二十六日, 七五九
頭注
- 道灌ノ最
- ノ讒言
- 上杉家ノ
- 出頭人等
- 後
柱
- 文明十八年七月二十六日
ノンブル
- 七五九
注記 (22)
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