『大日本史料』 9編 20 大永3年4月-大永3年9月 p.367

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けり、頼光の給けるは、抑頼光と申ハいかなる者にて候そや、初て聞候也、さやうの人, し、今より後何事歟候へきと思候へ共、都に頼光と申くせ者あり、古も今も是程武威に, 云けるハ、御邊達を能々奉見に、彼頼光に似たり、あなおそろしや、帽子・甲おき給た, るゆへに、みむとすれ共みえさりけり、頼光心に思ふやう、されハ此ために翁あたへ給, 籠候、其後ハかゝるゑせ者も候ハて、この百餘年此所に住也、何事に付ても貧しき事候, ほく候へとも、此女房達ハ身か最愛の人にて候、されハいかなる世の末まても契を結へ, ハす、餘の富貴に都より面白き人をよひ寄て、煩惱の興に樂、つれ〳〵のあるに、目に, んと存候、去なから用心つよくして、〓屬共に番きひしくせさせ候へは、いかなる天魔, 達せる者なし、仁義の道明にして、天下の守也、力人に勝、眼に光ありて、むかふと向, 見、耳に聞ほとの物、心に任せ取寄〳〵、心を養、此女房達も近比都より語る人こそお, 鬼神と申とも、城をハやふられ候まし、各見給へ、あの城こしらへたる樣をと申て、又, ほとの朝敵を滅さすと云事なし、此程も〓屬共常には申出、治定、此奴原になやまされ, こそ目をつかひて、命もいかゝあらんと心の〓なく思つれ共、此ゑせ者高野と申所に隱, と思事なし、然を弘法大師と云ゑせ者に呪咀せられて、此所を迷出、大峯・葛城方々に, 重子頼光等, ノ正體ヲ見, 破リ得ズ, 大永三年九月十三日, 二六七

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  • 重子頼光等
  • ノ正體ヲ見
  • 破リ得ズ

  • 大永三年九月十三日

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  • 二六七

注記 (19)

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