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所は、尊師に報告するに當りて、之を誇張すること能はず、彼は貧窮なるに, しめたり、此キリシタンが、我等に對して有する大なる愛に付、我等の負ふ, 拘らず、其家より、扇及び帶を納めたる大なる箱一個を送り、日本の習慣に, 示せる所に劣らざる愛情を以て之を款待し、坊主日乘上人の傲慢なる返, るべく、パードレ〓に旅程に就きて待受け居れるが故に、汝も出發すべし, と言ひて、其書翰を床に投じ、又信長の許に赴く時、パードレを同伴し、途中, 從ひて、途中旅宿に與ふるの用に供せしめたり、, の諸費を支辨し、之を王の前に案内せんと欲すれども、予が行は、數ケ月遲, は、王の居城の下に在る岐阜の町の旅宿の主人に宛て、其家に於て、予を款, 友なる人に宛て、信長の面前にて、予を援助せんことを請へるもの、又一通, と言ひて、直に二通の書翰を彼に與へたり、一通は王の寵臣にして、彼の親, 書を見て微笑し、ロレンソに向ひ、予は此大言者の首を斬らんことを欲す, ロレンソは、同日朝、和田殿の居りし地に向け出發せしが、彼は常に我等に, て、ロレンソを待受け、リウサは、予が此處に在る間、其子を留めて共に居ら, りたる人なり、坂本に於ては、予が爲め、彼の知人に交渉し、予は其家に入り, 惟政日乘, ノ書状ヲ, 贈ルハ當, 時ノ風習, 惟政大下, 顧ミズ, 第又ビ帶, ヲ〓館ニ, 秀吉ニ紹, 介状ヲ認, 永祿十二年四月八日, 二一五
頭注
- 惟政日乘
- ノ書状ヲ
- 贈ルハ當
- 時ノ風習
- 惟政大下
- 顧ミズ
- 第又ビ帶
- ヲ〓館ニ
- 秀吉ニ紹
- 介状ヲ認
柱
- 永祿十二年四月八日
ノンブル
- 二一五
注記 (27)
- 1587,686,70,2196所は、尊師に報告するに當りて、之を誇張すること能はず、彼は貧窮なるに
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