『大日本史料』 10編 9 元亀3年3月~同年7月 p.461

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大なる心痛と悲嘆に暮れつゝ、途を辿り行きたり、, て、唯何處かの短かき滯留のために携へ得べき物のみを持ち行かんと決意せり、かくて, この中に祭壇上なる聖母マリアの畫像を納めたり、キリスト教徒等はこれを肩に擔ひ、, パードレも彼等と行を共にし、宛もこれを埋むるために赴くかの如き行列を整へたり、, キリスト教徒等は一〓良き避難所を求むるため、その住みなれし地を離れ、すべてを棄, も密にして、人跡稀なるところに納めたり、然して彼等は、かくも見捨てられしを見て、, 子等又は夫より引離さるべき憂目を見るべしとて、眼前に迫れる恐るべき將來に面し、, 我等の部屋部屋に滿ちて泣きわめきたり、パードレは説話と慰撫とのために聲嗄れしが、, スは彼等を助け給ふべきを以て、デウスの仁慈に信頼すべきなりと戒めたり、, 彼等は、この地方に豐富に見らるゝ山林の中に隱れたり、また彼等は聖櫃を携へしが、, 長崎の土地はなほ甚だ貧弱にて、防二のための軍需品も必要なる戰備も無かりしを以て、, 我等の主デウスの送り給へる運命に對しては、如何なることなりとも覺悟すべし、デウ, し、教會に集い來り、近き中には彼等の中、或る者は殺され、或る者は捕へられ、その, キリスト教徒等聖櫃を携へしはこれを山中に匿さんためなりしが、これを、森林中の最, 信徒等山林, ニ隱ル, ニ集ル, 信徒等教會, 元龜三年七月三十日, 四六

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  • 信徒等山林
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  • 信徒等教會

  • 元龜三年七月三十日

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  • 四六

注記 (20)

  • 311,624,58,1292大なる心痛と悲嘆に暮れつゝ、途を辿り行きたり、
  • 1004,628,59,2241て、唯何處かの短かき滯留のために携へ得べき物のみを持ち行かんと決意せり、かくて
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