『大日本史料』 10編 9 元亀3年3月~同年7月 p.468

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陸上より來りし敵は、一切を燒却し破壞し去り得たる成功に滿足して、城の周邊を游弋, 假令汝等が彼等の多くを殺害するも、何の盆かあらん、而も若し彼等が汝等の内の何人, しゐたる七十隻の船に乘るため、意氣揚々と山沿ひに來りたるが、我等が教會にて小兒, も知れずと大いに憂慮せり、さればパードレの最大の努力は、城、寧ろ木棚の門に良き, してキリスト教徒の氣分を和げつゝ言へり、「小兒等よ、敵は多勢、汝等は少數なり、, メオの支配もキリスト教も亦これと共に失はるべし」と、, て神意かく命じ給ひしなり、我が主デウスの、その事を行はんとし給ふに當りては、味, 裝しゐたるが故に、パードレは彼等が激怒の極、敵に向ひて出撃する程の爭を生ずるや, に歌ひつゝ教ふるキリスト教義の聲〓音を模倣し、キリスト教徒に對する嘲罵の言辭を弄, 敵が既に我等の城の一方の側に對する岸に到著せし時に、漸く夜は明け初めたり、而し, 無念の情は、盆々キリスト教徒の心に燃え立ちたり、而してこれ等の人々は最初より武, しつゝ騷ぎゐたり、キリスト教徒等は城の中よりこれを見、聞き居りたり、このために, かを殺害せば、我等は多くを失ふべし、然して我等が城は危險に陷り、ドン・バルトロ, 哨兵を配置し、人々が出撃せざるよう大なる注意を嚴命する事にありたり、彼は淳々と, 兵ヲ慰撫ス, ばーどれ城, 兀龜三年七月三十日, 四六八, 兀龜三年七月三十日

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  • 兵ヲ慰撫ス
  • ばーどれ城

  • 兀龜三年七月三十日

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  • 四六八
  • 兀龜三年七月三十日

注記 (19)

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