『大日本史料』 10編 11 元亀3年12月~同年是歳 p.457

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一方には、余が罪により、信仰淺きキリシタンの中、或は教を棄つるに至る者あらんこと, り、國王は未だ決答を與へざりしに、異教徒は彼等の計畫を公にして、國内を騷亂せしめ, 愛の爲め、死に就かんとする希望を滿足せしめ得べきを思ひ、大いに慰藉を得たるが、又, を惧れて大いに悲しみたり、此の間余は現世の無情にして、輕視すべきことと、來世の重, を得、デウスに對する約束を破らんよりは寧ろ死し、且つ所領を失ふを欲するが故に、安, 大にして確實なることを説き、ドン・ルイスに勇氣を與へんと努めたり、彼は大いなる力, 十回彼の家に赴き、種々の不便あるが故に、彼等の意に從ふべき理由多きことを説きし, る同盟者との衝〓を避けん爲め、顧問會議を開きて、此の事に就きて協議すべしと答へた, と對面し、直接にキリシタンたることを罷むべく勸告すべしと決議し、王は十八回乃至二, んとし、家に武器を備へ、坊主等は寺院に於て、急遽弓矢を製作し、第一に教會堂を攻撃す, が、ドン・ルイスは堅き決意を以て之を拒絶し、其の領地を捨てゝ國を去り、又生命を捨, べしとの噂を放ちたり、余は事の進行を見て、一方にはキリストの信仰及び其の神聖なる, 堵すべしと言ひ、余に少からざる慰藉を與へたり、二十日を經て、顧問會議は、父王が彼, に派遣し、其の子信仰を棄てざる時は、彼等は叛起すべしと傳へしめたり、王は過激な, 元龜三年是歳, 四五七

  • 元龜三年是歳

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  • 四五七

注記 (16)

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