『大日本史料』 10編 19 天正元年12月~同年雑載 p.140

Loading…

要素

割注ノンブル

OCR テキスト

々地は悉く高さ一パルモ, する多くの狼の内の一匹が彼女を食ふこと有り得べき、故に、注意を拂ひて斯樣に早, やう夜間一レグアを歩み來りし宮野のカタリーナがよもや余の面前に現はれるとは予, 改宗せしめしものにして異教徒もキリシタンも共に之を聖女と認めゐたり、余も亦眞, 老女のカタリーナには何等妨げとなりえずして一レグアの道を彌撒を聽く爲めに來る, 余が嚴しき寒の故に充分に衣服を著けて戸外に出でざるも祈祷の爲めに夜明け前に起, 週間の内數日も之を聽かんが爲めに一レグア先の村より來りしを以てなり、而して屡, 實之を聖女と考へしは、山口は日本全國の内最も寒冷なる土地の一なるも、余は通常, も怖るゝことなく出發せり、何となれば多數のキリシタン及び異教徒が、途中に出沒, 床することを大事と考へ居りし時、而も又、降雪甚だしきにも拘らず彌撒に遲れざる, 想もせざりし時に、彼女は規則正しく明方に起出で其家にて祈祷をなしたる後、狼を, く外出せざるやう彼女に言ひし爲めなりき、彼女は彼等に對し、自分は彌撒を聽く爲, 天明と共に彌撒を擧げたる所、彼女は毎日曜日之を聽きに來ることに滿足せずして一, ことを止めざりき、途中二回小川を渡りしが、そは所に依りては全く凍りて氷結せり、, の雪に蓋はれ空よりは尚降雪あり、而して此事は, 天正元年是歳, 十二糎、, )一ぱるもハ, 天正元年是歳, 一四〇

割注

  • 十二糎、
  • )一ぱるもハ

  • 天正元年是歳

ノンブル

  • 一四〇

注記 (20)

  • 1310,685,56,622々地は悉く高さ一パルモ
  • 301,682,62,2190する多くの狼の内の一匹が彼女を食ふこと有り得べき、故に、注意を拂ひて斯樣に早
  • 681,686,61,2181やう夜間一レグアを歩み來りし宮野のカタリーナがよもや余の面前に現はれるとは予
  • 1809,674,61,2187改宗せしめしものにして異教徒もキリシタンも共に之を聖女と認めゐたり、余も亦眞
  • 1186,681,61,2184老女のカタリーナには何等妨げとなりえずして一レグアの道を彌撒を聽く爲めに來る
  • 934,676,63,2193余が嚴しき寒の故に充分に衣服を著けて戸外に出でざるも祈祷の爲めに夜明け前に起
  • 1432,680,61,2185週間の内數日も之を聽かんが爲めに一レグア先の村より來りしを以てなり、而して屡
  • 1686,678,61,2182實之を聖女と考へしは、山口は日本全國の内最も寒冷なる土地の一なるも、余は通常
  • 427,682,60,2191も怖るゝことなく出發せり、何となれば多數のキリシタン及び異教徒が、途中に出沒
  • 807,677,61,2187床することを大事と考へ居りし時、而も又、降雪甚だしきにも拘らず彌撒に遲れざる
  • 553,680,62,2190想もせざりし時に、彼女は規則正しく明方に起出で其家にて祈祷をなしたる後、狼を
  • 171,687,64,2185く外出せざるやう彼女に言ひし爲めなりき、彼女は彼等に對し、自分は彌撒を聽く爲
  • 1559,677,62,2169天明と共に彌撒を擧げたる所、彼女は毎日曜日之を聽きに來ることに滿足せずして一
  • 1060,683,60,2204ことを止めざりき、途中二回小川を渡りしが、そは所に依りては全く凍りて氷結せり、
  • 1311,1573,59,1290の雪に蓋はれ空よりは尚降雪あり、而して此事は
  • 1922,715,43,256天正元年是歳
  • 1295,1343,43,147十二糎、
  • 1342,1329,40,223)一ぱるもハ
  • 1922,716,43,256天正元年是歳
  • 1927,2548,43,112一四〇

類似アイテム