『大日本史料』 10編 19 天正元年12月~同年雑載 p.149

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求めたれば、山伏等は之を總て引受けたり、此議論の爲めに多數の異教徒參集せり、, 彼等は諸人の面前に於て直ちに妖術を行ひしが、かの盲人は之を聞きて笑ひ、デウス, に出入りせり、此の如くして彼は到る處にてデウスの教のみ眞實にして日本の教の僞, 洗禮を授くべき旨を彼に約したれば、夫故に彼は甚だ滿足して立ち去りたり、, に頼りて彼等が如何に妖術を行ふも惡魔はデウスの信仰を所持したるキリシタン等に, しが、余が都に上るに際し其地は街道より外づれたれども、余が同所に赴きて彼等に, 以て彼に勝つこと能はずば惡魔を乘移らしめ或は何等か大なる害を彼に加ふることを, たり、而も更に彼等が打ち負かさるゝを見て其妖術を以て彼に惡をなさんと欲して、, 然るにトビアスは我等の主なるデウスに信頼し、其議論に於て山伏等に對し勝ちを得, なることを説き、屡々坊主等と爭論を行ひて彼等を説破せり、而して異教徒等は之を, 受けしめるやう余に請ひたり、彼等は數日間同地に滯在し教理を授けられし後歸宅せ, 見て激怒し、妖術師にして惡魔と語り居りたる山伏數人を雇ひて、若し彼等が言葉を, 又日本風のヴィオラ, を彈きたるに依り、更に其優雅なる事に依りて、領主等の許, 〓地〓〓に物乞ひをし居りしトビアスと呼ぶ他の盲人ありたり、彼は盲目なるが故に、, 同地, ○琵, 琶, ○山, す琵琶ヲ彈, 盲人とびあ, ジ教ヲ説ク, 伏ヲ論破ス, とびあす山, 天正元年是歳, 一四九

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  • ○琵
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  • す琵琶ヲ彈
  • 盲人とびあ
  • ジ教ヲ説ク
  • 伏ヲ論破ス
  • とびあす山

  • 天正元年是歳

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  • 一四九

注記 (26)

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