『大日本史料』 10編 20 天正元年雑載~同2年正月 p.569

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忠節は、新納武藏守に告知らセ、御取成を申さん、大口の住人に、逆瀬川奉膳兵衞, 久留伴五左衞門と、大音擧て呼りけり、城中の者是を聞、今そはや力ニ不及次第なり, 犯す非軍を、主人と頼む共、彼無程當天罰、滅ん事うたかひなし、惡逆の主に伴ひ、無, 方なく見へにける、深く堀入、岸の中ゟ二筋に堀破り、屏限に堀出て、地頭の安樂殿、, 戰なは、各の頸を得て、軍倍に備んこと案の中なり、同しくは今飜逆心、太守に於致, 道をいたし給はゝ、各無罪と云とも、其黨に與せは、その罪難遁、その故は明日遂合, 兵衞尉・久留伴五左衞門尉とて勇士有けるが、夜に紛れて野頸の山に忍入、切岸を堀, 肝付へこそ送られける、鹿兒島の淨光明寺期阿上人を使僧として遣さる、於此肝付は, 其外城中の人々へ可申事候、其身の主肝付は、普代の君、太守に弓を引、八逆の罪を, 崩す、城地頭安樂備前守、是を防かんとセしかとも、防にてだてなく、城内の人々爲, とて、降參の由をそ申ける、是義久の詠哥の御徳なりと、陣族皆感しあゑいるなり、去, 程に新納武藏守牛根の城に打入、一日支度を調へ、地頭安樂備前守在番の輩の者とも、, と牛根の城に射送て、追付相のかきを結さセらる、斯る處ニ大口の住人に逆瀬川奉膳, 弓も牛根もをれ矢とそ引かへて甲をぬがはやかて安樂, 天正二年正月十九日, 五六九

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  • 五六九

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