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は弟共に増りて見へたり、二男惟義は兵杖を取て敵に向時は勇氣何れよりも勝れた, り、三男惟久は少智略有と覺ゆ、汝等三人品々の氣象有ニ、親秀は我弱年の時に少似, れ或は敵と對陣し、或は夜討伏留り、或は味方小勢にて大敵に向はん折からには惟久, れは、我死而の後家を失ん事社本意なけれ、かまへて〳〵仁義の道に違事不可有と常, たり、惟義は我三十計の時に少似たり、惟久は我四十以後の心に少似たりと覺たり、, 利あらん事を思ふ、心事に臨毎に死の恐を愼めり、壯年の昔老後の今、勇智の二ツは, 先後有つれ共、仁義の心は壯老共に失はしと守つる也、凡士は仁義智謀勇氣兼備はら, すんは有へからす、つや〳〵汝等か人と成を見に、先嫡子親秀は詩歌の才・賦祝の尊, 命を露塵とも不思き、強年の以後は勇氣少し緩む、然共事に臨て心惑はす、謀の中に, 謀を先にし勇猛の心不撓、若敵を取ひしかん時には、惟義大將たるへし、敵に城を圍, に愼み思ふへし、勇力も不可好、智謀も頼なし、唯正理を守へし、邪路に趣事なか, 去共如何なれは仁義の心父に似たる子の無やらん、某か一世の間、恐くは仁義を守ら, れ、角は乍去、時今亂世なれは兵道を捨よと云には非す、止事を不得して軍をせは、, んか思心計は忘さる者を、是汝等三人合而も我一人に不及所也、加程甲斐なき汝等な, 嫡子親秀一一, 男惟義三男, 惟久ノ性質, ヲ評ス, 天正十三年七月三日, 三三五
頭注
- 嫡子親秀一一
- 男惟義三男
- 惟久ノ性質
- ヲ評ス
柱
- 天正十三年七月三日
ノンブル
- 三三五
注記 (20)
- 1411,781,58,2153は弟共に増りて見へたり、二男惟義は兵杖を取て敵に向時は勇氣何れよりも勝れた
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