『大日本史料』 11編 17 天正13年7月 p.26

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とも烈しく吹きて、我等は最早前檣帆と主檣帆を擴ぐる事能はざる程にして、已むなく, りたるは我等が女嶋より凡そ二十五乃至三十マイルを隔てたる場處に在りし時の事と覺, 我等は努めて東方に向けて進み得る限り、此の進路を維持し、時折は東微南にも進み其, 難儀に逢著する事有るべし、蓋し我等にも斯る事態生じて、其の所以を考ふるに、風い, 僻易せしめたり、之が爲め船は前進に困難を感じたり、而も海水は高く波立ちし爲め, 猛りて船體頗る脅威に曝されし爲め、而も潮流南東方向に向ひし爲めなりき、此事の起, の風を受けつつ三十乃至三十一度の場處に達するや、諸君は女嶋に達する能はざる程の, 中檣帆半開のみにて航行せざるべからざりし爲め、且つ又、海上波いとも高く且つ怒り, しが、此の路程に於て水深は四十乃至三十四尋、海底は一樣に微細なる白き砂なりき、, 間水深は次第に増大し始めたり、されど進む事頗る遲々たる有樣にして、此事は我等を, び六十尋、海底の泥土なる場處に達し、後七十及び七十五尋、海底に細かき砂ある場處, (我等は唯々困憊して)能く船を操舵する事能はざりき、斯くて我等は終に、水深五十及, 我等は風力の彌々募れるを見て、直ちに東へ、尋で東微北に、更には東北東へと前進せ, ゆ、, 天正十三年七月五日, 二六

  • 天正十三年七月五日

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  • 二六

注記 (16)

  • 1578,677,58,2251とも烈しく吹きて、我等は最早前檣帆と主檣帆を擴ぐる事能はざる程にして、已むなく
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  • 1328,677,58,2254猛りて船體頗る脅威に曝されし爲め、而も潮流南東方向に向ひし爲めなりき、此事の起
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