『大日本史料』 11編 別巻1 p.51

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下り、市の人々、竝びに司教及び司令官より盛大なる歡迎を受け、耶蘇會の住院に宿泊せ, ち、北の風は息み、反對の風吹き起れり、その勢はやゝ弱きものなりき、しかも船に及ぼ, り、同所に於いて一年に一回インドに向け出帆する船を待ち、九箇月餘滯在せり、この期, ことは、公子等に未だ航海の經驗なかりしが故に、その旅行中に遭遇したる最も大なる艱, 烈しさによりて船を走らせたるため、速に進むことを得たるは一の利盆なりき、そのの, り、されど航海士は當初より帆を悉く降したれば、幸にその難を免るゝことを得たり、この, 間を空しく費すことなく、ラテン語を學び、我等の文字を書くことに從ひしが、このこと, は、のちの航海中にも、荒天に妨げられしときのほかは繼續して行はれたり、やがて出發, トガル人が同地方と通商貿易を行ふために居住せるマカオに著きたり、同所に於いて船を, す風の力のために、船は直路を棄て、風に任せて走るほか無かりしが、最良の方法により, 難のうちに數ふるを得べし、この艱難は五、六日間繼續せしが、風が船尾より吹き、その, てシナに向ひたり、因て例の如く、祈祷の武器に便り、我等の主の御慈悲により、好天を, りし例の如く、烈しき風の力により、船は沈没するか、もしくは破壞するの危險に瀕した, 與へられ、三月九日, 即ち日本出發後十七日目に、シナ國の一島にして、ポル, ○天正十年二月, 十五日二當ル、, まかお二到, 著べ, 長崎出帆後, 十七日目二, 在ズ, 九箇月餘滯, 天正十年是歳, 五一

割注

  • ○天正十年二月
  • 十五日二當ル、

頭注

  • まかお二到
  • 著べ
  • 長崎出帆後
  • 十七日目二
  • 在ズ
  • 九箇月餘滯

  • 天正十年是歳

ノンブル

  • 五一

注記 (25)

  • 610,604,60,2296下り、市の人々、竝びに司教及び司令官より盛大なる歡迎を受け、耶蘇會の住院に宿泊せ
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