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に、國王はこれに應へて、彼等は熱湯を飮むかと問ひたり、パードレは、然り、されど酒, をも釀造す、と答へたり、國王は更に、冬季に熱湯を飮用するやを尋ねたり、パードレ, 健康は如何なりや、既に病は全快せしやを下問せられたり、陛下は彼等に對してかくも親, めに最も相應しき由を述べたり、パードレよりこれが葡萄酒を容るゝ小壺なる旨を傳へし, を手に執りてパードレに向ひ、酒の如き物を容るゝものなりや、と訊ねられしを以て、然, 品を一々手に執り、再三熟視して、シナの品と細工を異にす、と仰せられたり、また小樽, れらの若干の日本の品は、陛下の一覽に供するためなる由を告げたり、陛下にはこれらの, は、常時飮用する旨を答へしが、これを聞きて國王は大いに喫驚せり、日本人が常時熱湯, あるが故に非ず、またその細工及び美麗のために非ず、たゞかくも遠隔の地より持參せら, る由を答へたり、公子等の一人は時を移さず、その品が野外や馬車の中に於ける食事のた, を飮用することが彼を驚かしたるは故無きに非ず、彼等は夏も冬も雪にて冷したる水を飮, 用するを以てなり、陛下は、これらの見事なる品々に頗る滿悦の色を示したり、蓋し價値, れたるが故なり、このことを彼等に向ひて感謝し、更に彼等が嘗て病に罹りたるを忘れず、, に日本を出發せしため、また行程極めて長きために、何物をも持參せざりし旨を述べ、こ, 二熱湯ヲ飮, 日本人ハ常, ム, 天正十年是歳, 一三一
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- 二熱湯ヲ飮
- 日本人ハ常
- ム
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- 天正十年是歳
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- 一三一
注記 (19)
- 1110,616,70,2293に、國王はこれに應へて、彼等は熱湯を飮むかと問ひたり、パードレは、然り、されど酒
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