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前酉の年、, 其内に、龍は雲に乘して、海水をまきあけ、くじやく、ほうわうは、つばさをな, らへて舞さかる、是をふりさけみんとすれは、天津光うつろひ、まはゆくし, 領あられ、家作被申付候外樣大名方の、屋敷〳〵の儀は、大方其時代の普請, 見しは今、江戸町の道、雨少ふりぬれは、とろふかうして、往來安からず、去程, ち、あたりへよりかたし、かゝる廣大なる御時代にもあひぬる物かな、, 入國の砌りの家作等も間々相殘り慶長五年已後、御當地に於て、居屋敷拜, をふるひ、獅子かはかしらするふせい、誠に生てはたらくかと、身のけよた, て、其かたちさたかに見えかたし、軒のめくり、門のほとりには、虎か風に毛, りに有之たる事に候哉、又は輕重のたかひなとも在之候哉、答曰、七十年以, 江戸町の道とろふかき事, 問曰、御當地侍屋敷、町方、寺社等の普請家作抔の儀は、以前より、只今迄の通, のまゝにて、有之たる事にて、其節、井伊掃部頭殿上屋敷の儀は、已前、加藤清, 大火事の節迄は、御譜代大名衆の居屋敷なみには、關東御, に、足駄のはの高きを、皆人このめり、, 〔落穗集追加〕四江戸、武家、町方、寺社等、普請の事, ○下, ○明暦, 略, 三年, 明暦大火, 建築ノ比, 泥濘, 前後家屋, 江戸道路, 較, 慶長八年三月三日, 一一六
割注
- ○下
- ○明暦
- 略
- 三年
頭注
- 明暦大火
- 建築ノ比
- 泥濘
- 前後家屋
- 江戸道路
- 較
柱
- 慶長八年三月三日
ノンブル
- 一一六
注記 (28)
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