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の振袖の羽織にて、塀を乘りて高名す、其後程なく牢人して、文禄の比、京大, 阪に遊ふ、父勝兵衞は、無雙の豐饒たり、其家督を繼て、平日榮耀にくらす、今, は山左衞門とそ稱す、然るに、此男お國と密通し、元より山左衞門美男風流, 三の童男に、青き〓子張に、金銀の紙にて縁骨をも張り、同し紙にて、櫻の造, にて、猿樂の能の、間の狂言よりおもひ附て、家來のおどけ者に、主人山左衞, 門と同國、尾張の座猿若と云ふ下人としくみて、猿若大名と云ふ今樣狂言, 寸計の柄をつけて持せたり、其外、童男女人を以て興したる今樣也、この時、, その名代お國歌舞妓と唱ふ、豐臣太閤朝鮮征伐として、肥前國名古屋出陣, をとりたて、お國か躍念佛の間とし、且亦新發意太鼓、花笠踊なといふ、十二, 程のものを絲に附で、その太鼓をうたせなから舞す、尤其太鼓、長貳尺四五, 釋色の平太鼓の、指渡し壹尺餘りなるに、左右の縁に振太鼓の如く、木戀子, の留主には、おくに、竝山左衞門、淀殿御前に出て、此歌舞妓を催し、御覽に入, り花をあまた付たる、赤き丸紐の笠をかふらせ、唐兒樣の出たちにて、金薄, れ候也、是より〓に、その類あまた、京大阪にとり〳〵の風流出來たり、, 〔骨董集〕, 上編〇上略、本書コヽ二、慶長年中國女歌舞妓ノ圖ヲ挿ミ、又之, ト後ニツキテノ考證ヲ掲ゲタリ、サレドモ、圖ハ〓ニ、徳川侯爵, 花笠踊, 慶長八年四月是月, 二七二
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- 上編〇上略、本書コヽ二、慶長年中國女歌舞妓ノ圖ヲ挿ミ、又之
- ト後ニツキテノ考證ヲ掲ゲタリ、サレドモ、圖ハ〓ニ、徳川侯爵
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- 花笠踊
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- 慶長八年四月是月
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- 二七二
注記 (20)
- 1776,645,66,2208の振袖の羽織にて、塀を乘りて高名す、其後程なく牢人して、文禄の比、京大
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