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暮よし也、, いまた命なからへけるかと上意有しゆへ、島にての樣子委細に申上けれ, へ配流にて、かすか成御住居なり、台徳公の御時、御代官衆八丈島仕置のた, 宿に居申候妻子に喰せたく存し、斯のことくとあれは、代官衆は、浮田殿の, 心中の程を察して、思わす泪を落し給ふ、後日に米二俵浮田殿へ送らるゝ, と願ひ給ふとなり、代官衆、江戸へ歸り、台徳公へ御目見のとき、浮田八郎は, す、中納言殿大に悦ひ給ふ、既に食事なされけるに、食二盃食し給ひ、三盃め, へは、中納言殿申さるゝは、當島にてかやふの食事を喰ふ事ならさるゆへ, めに參られ、浮田殿の事をいとをしき事にをもひ、或とき輕き料理を參ら, の類は島へ持參する事ならさるゆへ、せめて此内赤の盆成とも持參り度, は、天下に三枚の盆にて、希有の器物也、浮田殿の家に壹枚傳はりしか、武具, 浮田殿嬉しさの餘りに、内赤の盆をかの代官衆へ送らるゝ、内赤の盆と申, を、懷中より手拭を出し、包まる、代官衆いと不審におもひて、其ゆへを問給, 〔兵家茶話〕一慶長亂之節、浮田中納言秀家は、石田に組し給ふ故、八丈島, 此子孫今に相續、今は孫九郎と號し、八丈にては結搆成□□家族も多く被, 妻子ニ頒, 秀家食ヲ, 携へ還テ, 内赤ノ盆, ツ, 慶長十一年四月是月, 四九
頭注
- 妻子ニ頒
- 秀家食ヲ
- 携へ還テ
- 内赤ノ盆
- ツ
柱
- 慶長十一年四月是月
ノンブル
- 四九
注記 (22)
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