『大日本史料』 12編 4 慶長十一年四月~同十二年七月 p.413

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向す、世に是を高野非事吏といふ, き山谷に喧しく、稱名の聲道路に滿て、三密瑜迦の定心を驚し、五相觀行の, 國を爭ひ、家を論して、父子相せめ、兄弟相戰て、干戈山野に滿る騷動を厭ひ, 髮をきり、俗衣を〓て、此山に來り隱るゝ輩おほし、此等も亦彼明遍の徒、及, 樣の未來をかゝみ給ひて也とおもひ合て、衆徒これを制止す, し、唱名念佛して、國師を待もふけて、ともに此所にすめる、是萱堂派の非事, ひ覺心に隨ふて、皆念佛門の行者となる、此等の輩を、惣して呼て念佛者と, いふ、此輩は定れる資縁なき故に空口を負ひ、諸國に巡り托鉢して、朝夕に, 障りとなりぬ、高祖大師の遺戒に、不令他人雜住、非門徒不猥雜といふは、ケ, そのふ、又無縁の遺骨を拾ふて、空口に入、高野山に歸り、奧院に納て、念佛囘, 吏の始り也、是ゟ先、或は父母にはなれ、妻子に別て、世のうきにたへす、或は, 時宗となり、一向稱名念佛の方法を修するまゝに、其徒繁榮して、鉦鼓の響, 上人此山に登り、國城院に閑居す、時に彼念佛者等一遍の宗派を慕て、悉皆, 條々, らむすふか面の庵とくれはもとの野原なりけり」とよみて、晝夜鉦鼓を鳴, 其後、後宇多院の御宇、一遍, (か〓力), 非事吏の名是, ゟはじまる歟, ○中, 略, 吏, 高野非事, 衆徒非事, 非事吏, 萱堂派ノ, 吏ヲ制止, 一遍上人, 慶長十一年九月是月, 四一三

割注

  • 非事吏の名是
  • ゟはじまる歟
  • ○中

頭注

  • 高野非事
  • 衆徒非事
  • 非事吏
  • 萱堂派ノ
  • 吏ヲ制止
  • 一遍上人

  • 慶長十一年九月是月

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  • 四一三

注記 (30)

  • 950,667,57,991向す、世に是を高野非事吏といふ
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