Loading…
要素
割注頭注ノンブル
OCR テキスト
今に殘て有と聞をよひ候、加樣の事ともをしらずして、武道のみ有し樣, に聞ける間、武勇一偏の大將にては無事必せり、然るにおゐては、本書の, 色々の花を樹、泉水を堀、山を築、樣々の風流を盡し、數寄屋を被立たるが、, ども、少き聖人の道にかなふべきかと宣て、一笑し給といふ物語を、小耳, 功徳によつて成佛したるときけば、此猿もわるさに、論語に朱を付たれ, に効て座禪す、此猿たはふれに袈裟をかけ、人まねに座禪したれとも、其, たるを見給ひて、上古より猿は見る事を學と見へたり、昔有僧、終南山に, るが、清正用有てたゝれたる跡にて、此猿筆に朱を付、論語にめたと塗付, 論語に自手朱引を致給ふを、子飼の猿が、常々傍に居て、つく〳〵と見け, 者共、折々清正手前にて茶を給りたる也、又、山崎と云所ニ花畑と名を付、, 隱る、時に袈裟を失す、猿これを盜み、其身にきて岩上に座禪す、群猿これ, 上り下りの船中にても、四書をよませて聞給ひけるか、ある時伏見にて、, に聞をよびて、何者が私に書たると見へたり、誠に武道計用て、大國を治, んとは、車一輪にてまはし、鳥片羽にて飛とおもふなるべし、清正文道の, 端を學れたる證據は、笹屋と云儒者ニ, 江戸, 慶長十六年六月二十四日, コノ笹屋ハ、篠屋宗〓ナリ、, ○下ノ羅山先生文集二ヨレ, ハコ, 清正ノ飼, 猿論語ニ, 朱引セシ, 書ヲ講ゼ, 宗〓ニ經, 清正條屋, シム, 清正ハ武, 話, 大將ニア, 勇一偏ノ, 山崎ノ花, 百, 四〇九
割注
- コノ笹屋ハ、篠屋宗〓ナリ、
- ○下ノ羅山先生文集二ヨレ
- ハコ
頭注
- 清正ノ飼
- 猿論語ニ
- 朱引セシ
- 書ヲ講ゼ
- 宗〓ニ經
- 清正條屋
- シム
- 清正ハ武
- 話
- 大將ニア
- 勇一偏ノ
- 山崎ノ花
- 百
ノンブル
- 四〇九
注記 (34)
- 1674,697,58,2149今に殘て有と聞をよひ候、加樣の事ともをしらずして、武道のみ有し樣
- 274,706,60,2132に聞ける間、武勇一偏の大將にては無事必せり、然るにおゐては、本書の
- 1790,697,60,2160色々の花を樹、泉水を堀、山を築、樣々の風流を盡し、數寄屋を被立たるが、
- 392,704,59,2142ども、少き聖人の道にかなふべきかと宣て、一笑し給といふ物語を、小耳
- 507,702,59,2139功徳によつて成佛したるときけば、此猿もわるさに、論語に朱を付たれ
- 621,706,60,2141に効て座禪す、此猿たはふれに袈裟をかけ、人まねに座禪したれとも、其
- 855,704,59,2138たるを見給ひて、上古より猿は見る事を學と見へたり、昔有僧、終南山に
- 973,702,58,2146るが、清正用有てたゝれたる跡にて、此猿筆に朱を付、論語にめたと塗付
- 1087,699,60,2140論語に自手朱引を致給ふを、子飼の猿が、常々傍に居て、つく〳〵と見け
- 1905,691,61,2165者共、折々清正手前にて茶を給りたる也、又、山崎と云所ニ花畑と名を付、
- 738,698,58,2147隱る、時に袈裟を失す、猿これを盜み、其身にきて岩上に座禪す、群猿これ
- 1206,697,59,2169上り下りの船中にても、四書をよませて聞給ひけるか、ある時伏見にて、
- 1558,706,58,2141に聞をよびて、何者が私に書たると見へたり、誠に武道計用て、大國を治
- 1440,707,57,2136んとは、車一輪にてまはし、鳥片羽にて飛とおもふなるべし、清正文道の
- 1323,696,59,1123端を學れたる證據は、笹屋と云儒者ニ
- 1328,2715,49,128江戸
- 169,703,43,468慶長十六年六月二十四日
- 1312,1898,39,802コノ笹屋ハ、篠屋宗〓ナリ、
- 1355,1876,41,808○下ノ羅山先生文集二ヨレ
- 1318,1867,29,94ハコ
- 1131,258,41,175清正ノ飼
- 1087,259,41,165猿論語ニ
- 1044,258,39,169朱引セシ
- 1276,259,42,167書ヲ講ゼ
- 1320,259,41,171宗〓ニ經
- 1363,258,41,172清正條屋
- 1239,264,29,68シム
- 328,262,42,171清正ハ武
- 999,258,39,42話
- 240,264,42,167大將ニア
- 284,261,42,167勇一偏ノ
- 1929,260,44,171山崎ノ花
- 1889,259,42,35百
- 172,2435,45,123四〇九







