『大日本史料』 12編 8 慶長十六年三月~同年十月 p.455

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り、漸々這出けれども、中〳〵腹皷打事はおもひもよらず、あるひは吐逆を, ひ拍子を踏、皷太皷三味線にのせで、腹つヾみを打ことをしたくせり、然る, に此催成就して、七月十日の卯ノ刻より出立、作り山の内にこみ入、城の追, の内の狸どもをよひけるに、此者共の出立は、狸の皮、或は兎犬などの毛皮, し、又すえもいはれぬ樣なる不仕付のみをいたしければ、見物の老若、これ, 事は、何より安き事なりとて、山の穴の中より、多くの狸共這出て、歌をうた, の庭へ、きやりにて引こみ、御目通にもなりければ、件の通のこと共を云終, を縫集て著し、狸の面をつふり、早朝より八時まで、せばき作り山の内に、こ, 踊の過て、未の刻に、子小性組の踊入よと有ければ、偖先をとりの山を廣間, 物哉、何がな御禮をも可申上と存る處に、子共の腹皷うたする樣にとの御, 手の門際へ引付て、先々の踊の濟を待けるに、一番組二番三番大小性組の, せよといひし時、彼古狸感〓をながし申けるは、扨々有がたき御情にて候, ぞりあひてゐたりければ、炎天の曰にてり付られたる故に、悉く霍亂を仕, て、さらば、子狸共を呼出して、腹つゞみをうたせ、御めにかくべきと云て、山, なれは、一命を助る也、しからは、此禮に、子共孫共を殘なく呼出し、腹皷を打, 慶長十六年六月二十四日, 四五五

  • 慶長十六年六月二十四日

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  • 四五五

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