『大日本史料』 12編 9 慶長十六年十一月~同十七年七月 p.946

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さして云るなり、〓鴒組とは、ト養狂歌に、せきれいの畫に、當世のよしはら, たゝを女郎たゝきこのとりんぼも岩たゝきかなと是なり、はやり詞の女, にも奴あり、下々は中小性徒若黨中間に迄も奴あり、身を勞する事を厭は, の名有り、とりんぼは鳥といひかけたる也、とりんぼのことは、吉原の條に, り、其徒を結ぶ誓詞なり、昔々物語に、奴の事をいへる趣は、大身小身の歴々, いへり、又大小の神祇組とは、或説に、仁木某と云人、其魁たるによりて、じん, ぎ組といふとあるは誤なり、是は誓詞の言に、日本大小神祇とあるをとれ, 何れも利發ならざるはなし、其頃浪人また町人にも、これを〓み、町奴など, 番頭ありて、十三ケ條の條目などあり、是にかなふ奴を、よき奴と云ふ、故に, ず、忠直なるを第一とし、専ら武を勵み、意氣あるをいふ、歴々には、其頃奴の, 郎たゝきといふより、せきれいと付たるなり、〓鴒は庭たゝ犯岩たゝき等, ゝて有しが、歴々の奴とは、風も違たりといへり、此町奴の風、元祿頃迄遺れ, り、紫の一もと、市谷八幡の條、さのみ祭は結構にはあらねど、祭に出る男は, 赤坂奴といふは、徒若黨中間等あ, り, ねだりケ間敷儀申、町人ども難義致し候, 、唐犬組の十兵衞と云ものは、享保迄もながらへたりとぞ、寶永七年庚寅, 四月六日御觸、先年有之候男立の類、竝鳶之者等、頃日町人方へ參り、何角, よし相聞候云々、など其名殘有しなり、, 唐犬組, 〓鴒組, とりんぼ, 赤坂奴, 町奴, 慶長十七年六月是月, 九四六

割注

  • ねだりケ間敷儀申、町人ども難義致し候
  • 、唐犬組の十兵衞と云ものは、享保迄もながらへたりとぞ、寶永七年庚寅
  • 四月六日御觸、先年有之候男立の類、竝鳶之者等、頃日町人方へ參り、何角
  • よし相聞候云々、など其名殘有しなり、

頭注

  • 唐犬組
  • 〓鴒組
  • とりんぼ
  • 赤坂奴
  • 町奴

  • 慶長十七年六月是月

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  • 九四六

注記 (26)

  • 1800,635,57,2209さして云るなり、〓鴒組とは、ト養狂歌に、せきれいの畫に、當世のよしはら
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