『大日本史料』 12編 14 慶長十九年五月~同年九月 p.1089

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を經て倒れたれば、人々之を見て、火中より死躰を取出さんとし、炎火を排, む時、珠數を手に把り、途中耶蘇マリヤの聖名を連誦せり、彼は傍にありし, 下婢と共謀し、之を殺し、その財を奪はんとせり、事露はれ、坊主は捕はれて、, 之を使用すべきを命ぜり、坊主は火刑に處せらるゝことに決し、刑場に臨, ば、之をその指に結ひ付けんことを乞ひしにより、その願の如くなしたり, 心を啓發し、洗禮を受くるに至らしめたり、處刑前イルマンは京都に向ひ, 臣なりしが、その坊主は聖教を敵視し、且、性質獰惡にして、貴婦人に仕ふる, 除せしに、彼は俄に〓起し、耶蘇マリヤを誦へ終に絶息せり、而してその指, て發足せざるを得ざりしを以て、彼に祝福したる珠數を與へ、臨終に當り、, 唯口に耶蘇マリヤの聖名を誦ふるのみ、聊かも身を動かさゞりき、四時間, 靈魂を救ふべき旨を諭しゝが、神は慈悲を垂れ、遂にこの惡に固まりたる, き、さて彼は薪の上に置かれ、薪は徐々と燃え始めしが、彼は正座俯視して、, 獄に繋がれたり、イルマン・ロレソンは之を聞き、坊主を獄に訪ひ、改宗して, せし領内の一地方なりき、坊主等の、首長として仰ぎしは、この貴婦人の家, 基督教徒に向ひ、イルマン珠數を我が身邊より離すべからずと諭したれ, 佛僧ノ耶, 蘇教信仰, 慶長十九年九月二十四日, 一〇八九

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  • 佛僧ノ耶
  • 蘇教信仰

  • 慶長十九年九月二十四日

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  • 一〇八九

注記 (19)

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