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けて城中に歸り、翌日も其疵故働く事ならず、戰塲に出ずしそ思はざるに, たてたる處に、三十人計取てかへし、折しかれたり、某とも三人鑓を入候ひ, と問ふ、西村聞て、さをる事にても候は〓ども、尋手に付て申べし、伊達家と, かゝり候故、われらが首をとられず候由、彼〓伏たる鑓の相手は、定めてた, にひたし持來り、口にしぞり入たりしゆゑ、彌氣付たるを、彌右衞門肩にか, き、某が鎗の相手の間におし隔りてかけ入候人を、初鎗にわたかみの外れ, 衞門と申者、これほどの手にて弱るといふ事やあると云て、跡の方へ歸る, もなくきられ候、皆具足の上にて手を負ず候ひしが、鎗にて腰骨をつかれ, 音かすかに耳に入ぬ、見捨て逃るかと思ひしに、又來て腰の手ぬぐひを水, 倒れく絶入、それよりはおぼえず候、後に承り候へば、眞田が惣軍どつと押, を〓損じ、二の鎗に草摺の間を〓くは手倒し、首をとらんとせしに、歴々の, すけのかれたるなるべしと存る也、其後少し人心地つき候に、馬とり彌右, 人にそや候ひけん、從者と覺しき者二三十人も取卷候て、手に〳〵幾刀と, 始の一戰終り、後の軍殊の外はげしく、伊達家の陣を七八町計も有らん追, 存命候といへば、彼客聞て驚き、初の鎗を合はせ候は、士大將秋部刑部と申, 孫之進秋, 討ツ, 部甚平ヲ, 元和元年五月六日, 七五二
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- 孫之進秋
- 討ツ
- 部甚平ヲ
柱
- 元和元年五月六日
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- 七五二
注記 (20)
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