『大日本史料』 12編 20 元和元年五月 p.117

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の人々に充ち滿ちたり、大坂を出でし後、敵兵の五十人又百人づゝ隊をな, する予の信念は、盆固くなり、又此の試錬に遭ふは神を愛するに依れるこ, を脅かしつゝ近けり、予の同宿從僕竝に數多の同伴者は逃げ去りしも、予, を去りしが、予の眼の及ぶ限りは、屍骸又は負傷し或は半燒かれたる不幸, 予等を發見するや、先づ遠方より小銃を發射し、次に白刄を手にして予等, き附け、又刀を予の頭に擬したり、斯くて予自ら死を覺悟せしことは、午前, 中にても八囘又は十囘に及びしが、神は予に惠を垂れ給ひ、尊き神意に對, はサクアン其他數人と共に其處に止りき、予は逃走を不可能と考へ、寧ろ, ひし後、予を放ち去らしめたり、サクアンは全く裸躰とせられぬ、予は此處, し、衣服を奪ひ取り、此の如き場合を豫想して着せし襤褸の肉衣のみを殘, せり、之に依て予は裸躰となるを免れたり、尚彼等は聖骨匣其他の物を奪, 敵の來るを待ちて發見せらるゝを好都合なりと思へり、彼等は予に肉迫, して市内に侵入するを見たり、又途上にては、屡予に向て恐ろしき言を放, つを聞けり、而して或る者は直截に予を脅かし、或る者は鎗を予の胸に〓, ならんと信ぜし故なり、翌日に及び、二十名の兵士は竹叢に向て進み來り、, 敵兵ニ發, 見セラレ, ハル, 衣類ヲ奪, 元和元年五月八日, 一一七

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  • 敵兵ニ發
  • 見セラレ
  • ハル
  • 衣類ヲ奪

  • 元和元年五月八日

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  • 一一七

注記 (21)

  • 882,623,61,2221の人々に充ち滿ちたり、大坂を出でし後、敵兵の五十人又百人づゝ隊をな
  • 293,619,63,2220する予の信念は、盆固くなり、又此の試錬に遭ふは神を愛するに依れるこ
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