『大日本史料』 12編 20 元和元年五月 p.430

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天下は大坂たるへきにと申せし, つかひ、軍さへよけれは、東將軍をもかくの如くせんもしらすといへりと, ひし時、座の設ふけに金屏風を引立られしを、かの局つく〳〵見、大になけ, 凡を思し、歸後政宗卿へ被仰上、奧へめし局につかひ給ひ、月日かさなりつ, かりくらしおれるうち、仙臺侯の室出遊し給ひけるに、この婢を見給ひ、不, とめもいよ〳〵よけれは、寵異し給ひたり、ある時政宗卿を奧にて〓し給, からふして奧へ下りたれとも、しるへき事もなたれは、先商人の家へ婢と, に嫁し、長壽にて此物語をなせしを、近頃迄直に聞て話せしよし、, 盛親とらはれしとき、人嘲つて、命をしきゆゑ左樣の事ニ, 衞吹擧にて、知行貳百石を給はりし、其節其女も參り、岩井文左衞門と云者, は不存、大坂敗軍は、我等、藤堂和泉守を討さるの故也、我等運さへよけれは、, そ、又盛親へ、大坂落城は内通によりての事なるやと御尋有しに、内通之者, はされしか、奧州へ下りしよし、盛親の室聞出し、むとり東の旅におもむき、, あへるといへるに、われら義殊外命をしゝ、命と右の手さへあれは、釆幣を, き、落〓とゝめかたき樣也、それを尋給へるに、もはや忍ひかたく、投の事を, 其後盛親之子人商人にかと, 老人なり、以上、米, 辻村半兵, 衞といふ, 以上宮田話, 原氏女話な〓、, にゝる, 伊達政宗, ノ夫人ニ, 盛親餘命, 盛親ノ妻, 仕フ, ヲ惜ム, 元和元年五月十五日, 四三〇

割注

  • 老人なり、以上、米
  • 辻村半兵
  • 衞といふ
  • 以上宮田話
  • 原氏女話な〓、
  • にゝる

頭注

  • 伊達政宗
  • ノ夫人ニ
  • 盛親餘命
  • 盛親ノ妻
  • 仕フ
  • ヲ惜ム

  • 元和元年五月十五日

ノンブル

  • 四三〇

注記 (30)

  • 960,620,62,1002天下は大坂たるへきにと申せし
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