『大日本史料』 12編 22 元和元年七月~同年九月 p.323

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邪法則正法と成る、佛道の心能ひらけぬれば、世間の相皆一味之佛法也、爰, 々しや〓つ有、然を邪人正法を説ば、正法も又邪法となる、正人邪法を説ば, 是阿彌陀と見奉る、他力實躰の法門に至ては、色心實相にして、しんらまん, んば三寶くはうじん、靜なるときんばほんのふの如來と云り、誠に聖國師, 皆方便の殺生にて、菩薩の六度にもすくれたるとかや、古語に心荒立とき, を密宗に、一切衆生草木國土悉大日と談す、扨又淨土宗には、八万諸聖教皆, し給ふ、眞實修道の人は、他人の是非をとかめずといへる、古人の言葉に思, ぞう山河大地、彌陀にあらずと云事なし、かくのごときんば、自他の勝劣も, 有べから次、自心他心一枚にして、凡聖不二也、何をか求め何をか捨ん、新古, 法論無事に成りぬ、有のたや、此國師、慈悲平等を宗とし、諸宗の心を我心と, ひしられたり、夫多聞はほこをよこたへ、あいぜんは弓に矢をは〓給ふ、是, 乘の法の心を、前大僧正慈圓は詠せり、雙方無用の諍論也とのたあへば、此, の法、一相一味なれとも、衆生の情欲ことなるによつて、解する處の法門、各, 今に、いだくより我法ならぬ法や有と空吹かせにとへば答へぬ、是唯有一, にくまします、たうとかりたり、, 元和元年七月二十四日, 三二三

  • 元和元年七月二十四日

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  • 三二三

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  • 1689,653,73,2212邪法則正法と成る、佛道の心能ひらけぬれば、世間の相皆一味之佛法也、爰
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  • 760,641,72,2215し給ふ、眞實修道の人は、他人の是非をとかめずといへる、古人の言葉に思
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