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して周圍に汚物を流せし故なり、此汚物と惡息とは、予の最も苦痛に感ぜ, を〓すに至れり、予は其非を責めしに、彼等は、之を以て、日常の些事となし、, なり、我等の座席は甚だ狹く、蓆一枚の所に坐する者六七名に及べり、而し, するを得たり、然れども水に〓するの苦は、更に甚しく、予が洗禮を施す際、, るゝに至るまで、予の傍に在りて、護りしとに依れり、諸人飢餓に苦みしこ, 速に之を除くは、寧ろ病者の幸なる旨を答へたり、予は常に病み、時には半, とは、茲に云ふまでもなし、三十餘名の者は常に、何等の食をも與へられざ, りしが、彼等は他人より乞ひ得たる僅少の食に依りて、よく約五十日生存, て、寧ろ自己より幸福なりと考へたり、盖し死骸は一週間放置せられ、腐爛, て其中二名は死し、其中間に挾まれし哀れなる生存者は、兩名の死者を以, に歸依せしめし爲め、彼等改宗者が、百五十名の死者の中に加はり、悉く斃, 人々は新しき信徒の頭下に碗を置き、洗禮の水を集め、直に之を飮みし程, めしめん爲め、予の生命を存せしめ給ひしと、又惡徒の中七十名を、基督教, 獄内の者は悉く憤怒し、互に〓害し、又夜間病者の頭を脚に押しつけて、之, 死の状にありしも、彼等の爲め〓害せられざりしは、全く神が罪を悔ひ改, 元和二年八月八日, 四〇一
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- 元和二年八月八日
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- 四〇一
注記 (17)
- 271,643,62,2208して周圍に汚物を流せし故なり、此汚物と惡息とは、予の最も苦痛に感ぜ
- 1794,646,64,2223を〓すに至れり、予は其非を責めしに、彼等は、之を以て、日常の些事となし、
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- 858,639,61,2228するを得たり、然れども水に〓するの苦は、更に甚しく、予が洗禮を施す際、
- 1207,647,63,2206るゝに至るまで、予の傍に在りて、護りしとに依れり、諸人飢餓に苦みしこ
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- 1091,646,63,2212とは、茲に云ふまでもなし、三十餘名の者は常に、何等の食をも與へられざ
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- 388,644,61,2211て、寧ろ自己より幸福なりと考へたり、盖し死骸は一週間放置せられ、腐爛
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