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場所も惡敷候得は、少々の義は御勘忍あられ、御歸り候得といふ所を、内よ, をしめて取籠し間、近所の者共出合て、外より樣々なだめ申せとも、兎角か, ゆへ、所のものとも相談し、桂り主人清左衞門方へ行、所の騷動なれは、かつ, めて歸れといふ、主人清左衞門は、祕藏女郎なれは、自然あやまち有りては, 叶しと思ひ、氣分惡敷に紛なく候得は、保養いたし、少も快候はゝ、又々遣わ, に手を〓て、私氣分惡敷候ゆへ、御暇乞も不申宿へ歸り候、御ゆまし被下候, へと申譯いたしけれは、彼面々内より申けるは、然らは座敷迄參り、盃を納, 左衞門といふもの、揚屋り戸口迄行、彼侍に向ひ、各は歴々の仁と相見へ候、, らを遣し詫言させ然るへしと申ゆへ、主人も是非なく桂を合點させて、甚, れは、今切て出る躰、餘すたひとひしめきけり、此折らら、江戸町の町人に、十, し申さんとて、早々連て歸りぬれは、兎角かつらを座敷へ出さぬり意恨な, つらを達てつれて參れ、桂誤りし段、ぢきに詫言申なば、堪忍せんと言ける, 出て、揚屋にわ人獨りもなけれは、彼五人の者いよ〳〵募りて、揚屋り戸口, 左衞門家の前迄連行、町人とも用心して、桂を取圍て居たり、扨かつらは、士, や、殊の外立腹にて、大きにあたけしが、揚屋の亭主を初、召仕の者とも悉逃, 元和三年三月是月, 八八一
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- 元和三年三月是月
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- 八八一
注記 (17)
- 298,640,63,2220場所も惡敷候得は、少々の義は御勘忍あられ、御歸り候得といふ所を、内よ
- 1697,639,61,2214をしめて取籠し間、近所の者共出合て、外より樣々なだめ申せとも、兎角か
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