『大日本史料』 12編 27 元和三年四月~同年八月 p.392

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候、權現樣後に御叱り成され候は、扨も無分別なる申樣哉、若其時其方吹て, 三彌左衞門尉藤原正重, 體腰ぬけの吹貝は、鳴ぬ者也と云に、飛騨守立腹し、己れ吹候へと其貝を投, して、蒲生氏郷に仕へて、三千石也しを、常々不足に思、何卒して蒲生方を立, 付る、三彌貝を取て吹しに、能鳴申候、其を鹽に致し、蒲生方を出で、歸參致し, 退くべしと思ひしか共、然るべき首尾もなかりし、或時出陣せられ、飛騨守, 矢倉にて自身貝を吹申されしに、其貝ならず、三彌側に在しが、是を見て、惣, 御座候哉、御知行半分指上候而、半分被仰付候樣にと申上候ニ付、一万石之, 鳴ずばと御笑ひ成され候, 内五千石被下候、, 本多三彌にも、同く浪人, 〔藩翰譜, 卒、子息豐前守正貫家を繼、正重遺言して、多くの所領子息に悉く給らん, 事望む所にあらさる由を申けれは、所領をは〓さらまぬ、, 〔明良洪範續篇〕, ○鈴木叢書所收, 此頃は、上方の大, 後浪人セルコトニカヽル, 千石給ひし也、正重か領せし所は、一萬石に餘ありしか, 古老夜話同ジ, いかほとゝ云事は詳ならぬ由、其家にても云事なり、, ○上略、本多正信、一向宗ノ亂, 名の卒るとき、遺, ○中, ゝる遺言はなにれども、上野介正純かはからひて、かと申をしか、正貫に、八, 本多, 言し、所領を返し奉る事有て、世のならはしのやうになりしゆへに、正重か, 十一, 三年七月三日、七十三歳にく, (元和), 略, リテ所領, 蒲生氏郷, 遺言ニ依, ヲ〓ゼラ, ニ仕ヘテ, 領ス, 返納ス, 依リテ遺, 領ノ半ヲ, 三千石ヲ, ル, 元和三年七月三日, 三九二, 元和三年七月三日

割注

  • ○鈴木叢書所收
  • 此頃は、上方の大
  • 後浪人セルコトニカヽル
  • 千石給ひし也、正重か領せし所は、一萬石に餘ありしか
  • 古老夜話同ジ
  • いかほとゝ云事は詳ならぬ由、其家にても云事なり、
  • ○上略、本多正信、一向宗ノ亂
  • 名の卒るとき、遺
  • ○中
  • ゝる遺言はなにれども、上野介正純かはからひて、かと申をしか、正貫に、八
  • 本多
  • 言し、所領を返し奉る事有て、世のならはしのやうになりしゆへに、正重か
  • 十一
  • 三年七月三日、七十三歳にく
  • (元和)

頭注

  • リテ所領
  • 蒲生氏郷
  • 遺言ニ依
  • ヲ〓ゼラ
  • ニ仕ヘテ
  • 領ス
  • 返納ス
  • 依リテ遺
  • 領ノ半ヲ
  • 三千石ヲ

  • 元和三年七月三日

ノンブル

  • 三九二
  • 元和三年七月三日

注記 (45)

  • 319,662,64,2185候、權現樣後に御叱り成され候は、扨も無分別なる申樣哉、若其時其方吹て
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