『大日本史料』 12編 30 元和四年是歳~元和五年六月 p.41

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ロジオ・フエルナンデス, りしも、當時殉教の榮を得ること能はざりしものなり、, 同日同刻、他の家にて、パードレ・カルロ・スピノラ, 其家は沒收せられ、又同宿, ルジエ, トーマも捕へられたり、彼は曾てパードレ・ナヴァレテに伴ひて、大村に至, 捕へら, れたるが、兩人共にゼズス會士なり、其宿主ポルトガル人ドミンゴス・ジ, 及びイルマン・アンブ, に形がくにるをし九長, 死見形我取が告二年の, ドミンゴス・ジョルジエは、ポルト大司教管區のアギヤル・デ・スサと, 稱する村のサンロマノ小教區にて、ホルへ・ピレス・ダ・クルスとイサ, て補佐となり、四十三年間に亙り、ゼズス會にて模範生活を送れり, キストの出なり、一五七〇年、二十歳にて、俗人とし, となれるを賞揚せり、コスモの子フランソワは、, て印度に赴きたり、彼は最初商人にして、次で兵士となれり、支那に, ベル・ピレスとの間に生れたり、印度にて兵士となり、其後日本に來り、日本, アンブロジオ・フエルナンデスは、ポルト大司教區, 彼はミラノの管區長のパ, 一六二二年九月十一日、十二歳にて殉教せり、, ードレ宛に、一六一九年五, 別にこれを必要とせざれば、貧しき者に與へんと、パードレ曰く、我が形見, の人の推測に從へば、神は神祕なる靈感に依りて、彼に豫め其運命を告げ, として、手元に置き給へと、同宿答へて曰く、我は貴下を偲ぶ爲めに、形見を。, スモの主人は、彼の捕はれしを聞き、己の部下がかゝる善行によりて、囚人, 必要とせず、我は貴下を愛すること深ければ、貴下に從ひ行きて、共に死に, 皮しと、其時パードレ曰く、凡ては神の御心にのみ依ア, 月三日附にて、捕はれし事を報ぜり〔此手紙は保存せられざるが如し〕二三, かしめたり、彼は彼の同宿に白布の小さき帽を與へたるに、同宿曰く、我今, ることなり、されど汝は、別に苦しむことなからんと, 人イサベル・フェルナンデスを娶れり、常にパードレ等の宿主となり、妻と, 小作地を受けたり、彼はやゝ安樂なる生計を營み、教師の宿主となれり、コ, 前々日、彼は友人竝びに同僚なる教師等に贈る種々なる遺品を別に取置, 〓へるものゝ如し、そは召捕の四十日前より、人々の氣附きし所なるが、其, 別にこれを必要とせざれば、貧し, 和八年), ぴのらあ, フ捕へ家, かるろす, んぶろじ, おふえる, なんです, 財ヲ沒收, え日本人, じょるじ, ヲ娶ル, ス財, 元和四年是歳, 四一

割注

  • ドミンゴス・ジョルジエは、ポルト大司教管區のアギヤル・デ・スサと
  • 稱する村のサンロマノ小教區にて、ホルへ・ピレス・ダ・クルスとイサ
  • て補佐となり、四十三年間に亙り、ゼズス會にて模範生活を送れり
  • キストの出なり、一五七〇年、二十歳にて、俗人とし
  • となれるを賞揚せり、コスモの子フランソワは、
  • て印度に赴きたり、彼は最初商人にして、次で兵士となれり、支那に
  • ベル・ピレスとの間に生れたり、印度にて兵士となり、其後日本に來り、日本
  • アンブロジオ・フエルナンデスは、ポルト大司教區
  • 彼はミラノの管區長のパ
  • 一六二二年九月十一日、十二歳にて殉教せり、
  • ードレ宛に、一六一九年五
  • 別にこれを必要とせざれば、貧しき者に與へんと、パードレ曰く、我が形見
  • の人の推測に從へば、神は神祕なる靈感に依りて、彼に豫め其運命を告げ
  • として、手元に置き給へと、同宿答へて曰く、我は貴下を偲ぶ爲めに、形見を。
  • スモの主人は、彼の捕はれしを聞き、己の部下がかゝる善行によりて、囚人
  • 必要とせず、我は貴下を愛すること深ければ、貴下に從ひ行きて、共に死に
  • 皮しと、其時パードレ曰く、凡ては神の御心にのみ依ア
  • 月三日附にて、捕はれし事を報ぜり〔此手紙は保存せられざるが如し〕二三
  • かしめたり、彼は彼の同宿に白布の小さき帽を與へたるに、同宿曰く、我今
  • ることなり、されど汝は、別に苦しむことなからんと
  • 人イサベル・フェルナンデスを娶れり、常にパードレ等の宿主となり、妻と
  • 小作地を受けたり、彼はやゝ安樂なる生計を營み、教師の宿主となれり、コ
  • 前々日、彼は友人竝びに同僚なる教師等に贈る種々なる遺品を別に取置
  • 〓へるものゝ如し、そは召捕の四十日前より、人々の氣附きし所なるが、其
  • 別にこれを必要とせざれば、貧し
  • 和八年)

頭注

  • ぴのらあ
  • フ捕へ家
  • かるろす
  • んぶろじ
  • おふえる
  • なんです
  • 財ヲ沒收
  • え日本人
  • じょるじ
  • ヲ娶ル
  • ス財

  • 元和四年是歳

ノンブル

  • 四一

注記 (50)

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