『大日本史料』 12編 31 元和五年七月~同年十月 p.367

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を指導し、又その教師たりし人なり、彼女は夫の追放せられし時病に罹れ, に先だち、あらん限の聲を張りあげて、妾はモニカなり、眞のキリシタンと, して死するものなり、今日妾と共に死する者は、皆基督教のために死する, は、殉教者たるには如何ばかりの氣力と精神とを有せざるべからざるか, を折々試みたり、ある時、灼熱せる火箸を弄びたるが、これを見て妹はうち, しめたる後、妹よ、妾は殉教者たるの試練を爲しつゝあるなり、妾は既に飢, 驚き、そなたは何をなすかと問ひたり、彼女は妹に祕密を守ることを誓は, なり、妾は他の人々に就いては、これより外に知る所なけれども、妾等と同, て、衆人の模範たることを缺かざりしなり、十字架の前に到るや、車を降る, る爲め、夫と共に他國に追放せられざりしことを屡怨じたりしが、今また, 餓と戰ひて勝ちたり、今は一歩を進めて火と戰ふなり、かくの如くして最, かくも崇高なる榮冠の天より授けらるゝことをも知らざりしなり、彼女, るにひとしほ賢き人なりといへり、實に彼女は剛毅其他一切の徳操に於, 後の責苦に臨むの用意を爲し置かざる人は、危險を避くるの方法を講ず, だ寛仁大度なる女性にして、恰もキリシタンアマゾーネの如く、他の婦人, 元和五年八月二十九日, 三六七

  • 元和五年八月二十九日

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  • 三六七

注記 (17)

  • 1746,645,73,2188を指導し、又その教師たりし人なり、彼女は夫の追放せられし時病に罹れ
  • 494,631,65,2196に先だち、あらん限の聲を張りあげて、妾はモニカなり、眞のキリシタンと
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