『大日本史料』 12編 3 慶長十年三月~同十一年三月 p.536

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セも、馬代金を出し、大坂の事情を夫に報知することは載せすして、かくい, 對し憚かる所ありしにや、其の事を匿して告けさりしを、いつしか夫人の, 見高く、善く大體を辨へたるかたなるへし、舊藩士の記録にいへらく、, 忠勇を勵まし、身をたて家を起さしめたることは、人口に傳播せる、馬代金, を夫に獻したること、及ひ大坂の事情を、關東なる夫の許に報知したるこ, とのみには限らさりしならん、今より其の人となりを想像するに、貞淑に, 耳に入りたるより、夫人は本意なきことに思はれ、ある日、佛寺に參詣して, の途中にて、捨子を見懸け、憫れなる事に思ひ連れかへり侍る、妾に子なけ, 又一説には、大通公に一人の妾ありて、其腹に男子生れけるか、公は夫人に, 據ともなりぬへし, 歸る途中より、妾の生みたる嬰兒を連れ歸り、公に申すやうは、妾今日佛參, れは、養育してつれ〳〵を慰めたし、いかゝあらんとありけれは、公の心中, へるを見れは、夫人の内助となりしことは、二箇條の美談に止まらさる證, して、善く婦道を守り、勤儉にして、善く家政を執り、加ふるに、聰明にして識, 此の記録は、專ら夫人の事蹟を書き集めたる者なれ, 節ヲ録セリ、故二略フ, 二收メタル舊記ノ一, 下、前, ○以, ○中, 略, 湘南ノ素, 生ニ關ス, ル一説, 夫人ノ性, 格, 慶長十年九月二十日, 五三六

割注

  • 節ヲ録セリ、故二略フ
  • 二收メタル舊記ノ一
  • 下、前
  • ○以
  • ○中

頭注

  • 湘南ノ素
  • 生ニ關ス
  • ル一説
  • 夫人ノ性

  • 慶長十年九月二十日

ノンブル

  • 五三六

注記 (28)

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