『大日本史料』 4編 11 建暦元年1月~2年11月 p.503

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一向に念佛をさしをき給ことなかりけるとなん、, 善導の釋義によりて淨土宗をたつる時、すなはち凡夫報土にむまるゝ事, 再往をいへは、その義をしらざるかゆへなり、もし別の宗を立せずは、凡夫, とも、念佛往生をすゝむへし、いま宗義をたつる事は、たゝこれ勝他のため, 報土に生する義もかくれ、本願の不思議もあらはれがたきなり、しかれは、, 上人或時かたりてのたまはく、われ淨土宗をたつる心は、凡夫の報土にむ, となりといへとも、すべて凡夫報土にむまるゝことをゆるさゞるゆへに、, 強に報身報土の義をたつるやと、この義一往ことはりなるに似たれとも、, なるへし、我等凡夫むまるゝ事をえは、應身應土なりとも足ぬへし、なんそ, あらはるゝなり、こゝに人おほく誹謗していはく、かならす宗義を立せす, 善導和尚の釋義にまかせて、かたく報身報土の義を立す、これまたく勝他, 淨土を判する事ふかしといへとも、凡夫の往生をゆるさず、諸宗の所談こ, のためにあらずとぞおほせられける、, まるゝことをしめさんがためなり、もし天台によれは、凡夫淨土にむまる, ゝことをゆるすに似たれとも、淨土を判ずる事あさし、もし法相によれは、, 凡夫ノ往, 淨土宗ト, 生, 建暦二年正月二十五日, 五〇三

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  • 凡夫ノ往
  • 淨土宗ト

  • 建暦二年正月二十五日

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  • 五〇三

注記 (20)

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