『大日本史料』 12編 32 元和五年十一月~同年十二月 p.369

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人の大なる慰安となりて死に就きたり、, 來りて、基督の御腕に身を任せんことを勸め、現に彼を苦しめ始めしかの, と遠征とを試みたり、是等の國々にては、或は匍ひ、或は膝をつきて、雪に蔽, が、かの番卒等、彼に勸めて止まざりしかば、かの者の心も新しき光明に照, せられたり、惡僧の身體は腐爛し始め、蛆無數に生じたり、之を看視する者, しことも少からず、彼等は出羽及び津輕の國を巡りたり、此處には信教の, はるゝ山中をば踏迷ひ、困苦のうちに、止むを得ず六日に餘る日數を重ね, されて、遂に洗禮を受けたり、斯くて勇猛なる心を以て、かの穢らはしく又, 烈しき責苦に耐へ、耶蘇、マリアの御名を口ずさみつゝ、至上の喜悦を得、善, 地獄の樣子をば語り聞かせたり、最初は、坊主は彼等を嘲り、何ぞ靈魂の滅, の命によりて、宛然雀に食餌を與ふるが如く、毎日極めて少量の食物を供, びざることあらんや、萬物は無より生じて無に還るものなりと主張せし, 出羽の國のことゞも, の中にキリシタンの番卒ありしが、かの者の魂を憐みて、幾度か其周圍に, 我がゼズス會の人々は、いとも難嶮にして通行し難き國々へ、幾多の傳道, ケル耶蘇, 出羽ニ於, 教, 元和五年是歳, 三六九

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  • ケル耶蘇
  • 出羽ニ於

  • 元和五年是歳

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  • 三六九

注記 (20)

  • 858,635,55,1220人の大なる慰安となりて死に就きたり、
  • 1551,636,59,2177來りて、基督の御腕に身を任せんことを勸め、現に彼を苦しめ始めしかの
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