『大日本史料』 12編 33 元和六年正月~同年六月 p.599

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我が妻子の消息を得ん事を切望しつゝ、余は唯忍耐を以て、全能の神の好, 地に來著せし和蘭船を通じ、我が國人に依りて、東印度諸島に通商行はる, 商品は、絹、緞子、黒色琥珀織、良質の黒色と赤色の羅紗、鉛等なり、余は今囘當, 運用するを得べければなり、されど當地にて現金にて賣却するを得べき, みては勇敢なり、國法嚴にして、犯したる者は毫も假借する所なし、内政の, 良く行屆きたる事も、他國に其比を見ざる所なり、宗教に關しては、住民は, ゝ事を知り、彼等の中、商人、船主、或は水夫等にして、余を知らんと欲する者, 以上簡略なれども、止むを得ず之にて擱筆す、他日何等かの手段に依りて、, 甚だ迷信深く、異説多端なり、ゼスイット派とフランシスコ派の僧の此地, に居る者多く、信徒の數漸次増加し、會堂も亦所々に設立せらる、, 百二十リーグに亙る、住民は性質温良にして、大いに禮儀を重んじ、戰に臨, し、蓋し日本には金銀多く、和蘭人は東印度諸島の任意の地に於いて、之を, 有るべきを思ひ、茲に冗長に亙るを避け、簡略に數行、余の履歴を記述せし, 日本は一大島國にして、北緯四十八度に在り、地形東北より西南に伸び、二, なり, ○幕府、和蘭國王ノ請ヲ容レテ、渡航ノ朱印ヲ授, クルコト、慶長十四年七月二十五日ノ條ニ見ユ、, 本人ノ性, 日本ニ於, ケル耶蘇, 日本ノ國, 情乃ビ日, 質, 教, 元和六年四月二十四日, 五九九

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  • ○幕府、和蘭國王ノ請ヲ容レテ、渡航ノ朱印ヲ授
  • クルコト、慶長十四年七月二十五日ノ條ニ見ユ、

頭注

  • 本人ノ性
  • 日本ニ於
  • ケル耶蘇
  • 日本ノ國
  • 情乃ビ日

  • 元和六年四月二十四日

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  • 五九九

注記 (26)

  • 245,645,72,2173我が妻子の消息を得ん事を切望しつゝ、余は唯忍耐を以て、全能の神の好
  • 1509,636,72,2169地に來著せし和蘭船を通じ、我が國人に依りて、東印度諸島に通商行はる
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