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出す事は絶對に不可能なるに到れり、, 修道士は之を否認するの止むなきを覺えしなり、されど惡評を蒙ること, ず、乘組員全部を〓戮すべく、更にマカオ及びマニラとの通航が斷絶の危, しも、若し彼が自ら其の資格を宣言せば、彼等は彼の一命を奪ふのみなら, 殆んど有罪を遁れ難き徴ありしかば、彼は大村の囚人なる他派の修道士, を考慮し、異教徒等は、彼を師父なりと斷定する顯著なる證據を有せざり, なからん爲めに、なほ同時に異教徒たる和蘭人の提出せる證據により、ま, 機に臨むべきは明なり、其の他にもなほ幾多の支障を來すべし、されば同, の勸告に從ひて、法廷にて宣言せしなり、是に於いて勝誇れる和蘭人は、同, た否定せしにも拘らず、其の資格は現れ〔彼は親しく之を余に書き送れり〕, ライ・ジャシント・オルファネルも亦同じく成功せざりき、遂に彼等を救ひ, 聖なるフライ・ペドロが當初師父たるを否定し、後に至りて之を自白した, 聖なるフライ・ペドロとは、常に自らの行爲によりて、惡評を蒙ることなき, る事實に關しては、事情を知らざる者の爲めに、辨明するを要す、同師父と, 船の船長、運轉士、及び乘組水夫を捕へたり、訴訟の結果、直に有罪と決し、師, 初メ師父, ヲ否定シ, 後ニ自白, タルコト, べどろガ, シタル事, 情, 元和六年七月六日, 九二
頭注
- 初メ師父
- ヲ否定シ
- 後ニ自白
- タルコト
- べどろガ
- シタル事
- 情
柱
- 元和六年七月六日
ノンブル
- 九二
注記 (24)
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