『大日本史料』 12編 34 元和六年七月~同年閏十二月 p.503

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彼がキリシタンたらんと欲するを歎き、憤怒の相を示しつゝ、彼より離れ, 爲めに一切を費消せしも、遂に一分の金塊をも採掘すること能はざりき、, 呼吸も絶えん程に、恐るべき一撃を背部に蒙りて、狂氣の如く遁れ去りた, 魔は彼に種々の草又は簡單なる藥品等を教示せり、之に依りて、時に偶々, 行きたり、かくて青年は、兩親を伴ひて、パードレの許に赴き、彼等と共に洗, 堆積せり、不用意なる坊主一人は、極めて之に接近して歌ひしに、その聲も, り、一人の異教の青年あり、惡魔の幻影の爲めに大いに苦しめられしが、惡, 掛くることを命ぜり、是に於いて、惡魔は山伏即ち坊主の姿にて彼に現れ、, り、坊主等招請せられて、その歌をうたひ、聲を振はし始めたるに、岩石は愈, 癒えたる者もありたり、又彼に若干の金山を示したるが、彼の兩親は、之が, 禮を受けしが、爾來絶えて惡魔と事を共にすることなかりき、同じ惡魔は、, 彼は一人の新信徒に就きて、助言を求めしに、蝋製の神羊を與へ、之を首に, き來りて、之を高く積み、何人も戸口より屋内に入ること能はざらしめた, りし品を顛倒せしめて、悉く之を地上に投げ出し、或は巨大なる岩石を曳, 一異教徒の家を占據し、之を住むに堪へざるものとなせり、即ち家内にあ, 元和六年十月十二日, 五〇三

  • 元和六年十月十二日

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  • 五〇三

注記 (17)

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