Loading…
要素
ノンブル
OCR テキスト
つげて、田地そくばくの課役を除きて、當寺に寄進し、勇猛の念佛者となら, て歸られけるが、あくる日、又結縁せんとて、其所にいたられしに、草庵の跡, 後家運大に開けしとなん、, れけるとぞ、米津氏も此靈驗に感心し、常に國師を尊敬供養せられしが、其, 靈像いまして、衆生を利盆し玉ふありがたさに、此あたりに住て、念佛の行, の毛いよ立、感〓し、恭敬念佛して、家にかへられ、しら〳〵の趣を米津氏に, 者を守り侍る也、君早く生死の苦海をいとひ、淨土の樂岸にのぼり玉へ、極, りして、問はれければ、答へて曰、法臺寺に安置せる國師の御影、より〳〵遊, 樂に參るには、念佛に過たる事なしと示すを聞て、とうとさ限りなく覺え, 形もなく、老僧も見えざりければ、いぶかしさに、あたりの人に、ありし物語, 寛文の頃、十二天村鈴木氏の男子眼しゐけるが、幼少にして、よく琵琶を彈, らんとする時、僧はいりなる人ぞと問はれしに、答へていふるう、法臺寺に, 法臺寺に參りて、尊像を拜するに、きのふの僧の姿にたがはざりければ、身, 佛せしほどに、やがて空晴りたりて、日は西山にかげかたぶきければ、立歸, 戯して、諸人の急難をすくひ玉ふ〓あり、其僧も國師ならんと、母堂すぐに, 元和六年十一月二日, 五八五
柱
- 元和六年十一月二日
ノンブル
- 五八五
注記 (17)
- 601,636,76,2181つげて、田地そくばくの課役を除きて、當寺に寄進し、勇猛の念佛者となら
- 1290,622,76,2189て歸られけるが、あくる日、又結縁せんとて、其所にいたられしに、草庵の跡
- 368,635,64,781後家運大に開けしとなん、
- 490,643,73,2177れけるとぞ、米津氏も此靈驗に感心し、常に國師を尊敬供養せられしが、其
- 1636,616,77,2192靈像いまして、衆生を利盆し玉ふありがたさに、此あたりに住て、念佛の行
- 715,636,77,2181の毛いよ立、感〓し、恭敬念佛して、家にかへられ、しら〳〵の趣を米津氏に
- 1519,617,77,2193者を守り侍る也、君早く生死の苦海をいとひ、淨土の樂岸にのぼり玉へ、極
- 1064,631,73,2183りして、問はれければ、答へて曰、法臺寺に安置せる國師の御影、より〳〵遊
- 1402,617,79,2196樂に參るには、念佛に過たる事なしと示すを聞て、とうとさ限りなく覺え
- 1175,624,77,2188形もなく、老僧も見えざりければ、いぶかしさに、あたりの人に、ありし物語
- 255,638,78,2181寛文の頃、十二天村鈴木氏の男子眼しゐけるが、幼少にして、よく琵琶を彈
- 1753,621,73,2179らんとする時、僧はいりなる人ぞと問はれしに、答へていふるう、法臺寺に
- 828,628,78,2185法臺寺に參りて、尊像を拜するに、きのふの僧の姿にたがはざりければ、身
- 1869,613,75,2190佛せしほどに、やがて空晴りたりて、日は西山にかげかたぶきければ、立歸
- 945,627,76,2184戯して、諸人の急難をすくひ玉ふ〓あり、其僧も國師ならんと、母堂すぐに
- 152,713,44,380元和六年十一月二日
- 172,2420,46,120五八五







