『大日本史料』 12編 35 元和六年是歳~元和六年雑載 p.66

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ト教徒を告發せんよりは、寧ろいかに長く又苦しくとも、死を凌がんと答へたり、彼が固, と、即ち答へて曰く、かゝる罪惡を犯さんよりは、寧ろ身を寸斷せられ、骨を粉碎せらるる, に、常に温和慇懃にして、彼と交りし總ての人々の心を捕へたり、耶蘇會に盡せしこと十, して、苦痛に堪へ死に就きしことは、既に述べしところなり、, 虔の熱情をその兩眼と額とに現し、未だ曾て無き寛裕なる胸を示しつゝ、師父等とキリス, 傍にありしにも拘らず、全く俗人たりしことは明かなり、彼は極めて敬虔の人なりし上, 四年、生來思慮に富めり、多年セミナリオのカサの長を勤め、青年等の滿足を得、眞實の父, の如く愛好せられたり、嘗て管區長師父より、共に信仰の爲めに喜んで死に就くべきかを, なり、新信徒の保證せしところに據り、又我等が曩に述べしところに據りて、彼が師父の, し役吏が汝を縛め、師父等の隱家を示さんことを強ひて求むるならば、いかにすべきか, 苦行、殆んど日夜專念せし祈祷に就きては、敢て説かず、我等が感歎措く能はざりしは、彼, くその言を守り、その受難にふさはしき棕櫚の枝を手に執りて、堅き信仰の中に、欣然と, が役吏の手に陷るに及びて、その擧止嚴肅、質實なるによりて、修道士と考へられしこと, 問はれしことありしが、彼は嘗て他事に思を致せしことなしと答へたり、曰く、然らば若, に如かずと、誠に三時間以前、彼は同樣の問題に就きて訊問を受けしが、極めて大なる敬, せみなり, れノかさ, ノ長ヲ勤, 元和六年是歳, 六六

頭注

  • せみなり
  • れノかさ
  • ノ長ヲ勤

  • 元和六年是歳

ノンブル

  • 六六

注記 (20)

  • 404,635,60,2181ト教徒を告發せんよりは、寧ろいかに長く又苦しくとも、死を凌がんと答へたり、彼が固
  • 747,632,62,2179と、即ち答へて曰く、かゝる罪惡を犯さんよりは、寧ろ身を寸斷せられ、骨を粉碎せらるる
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  • 1210,630,64,2186四年、生來思慮に富めり、多年セミナリオのカサの長を勤め、青年等の滿足を得、眞實の父
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