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刺されつゝも猶ほ之を感知せざるが如く、彼は之を手にて追拂はんとすらせざりしと、, る人々にも何も語らず、唯一人とのみ、僅か數行の書状を以て語りしのみなりき、而し, て當時の彼の默想振りに就いて、人々は斯く述べたり、全くデウスに心を奪はれたる放, び居たればなり、又ジョヴァキモはマニラに在りし其の妻に宛てゝ書翰を送り、此事柄, により己が爲め、己が魂の爲め感謝せりと告白し、彼女に對しては特に此の事柄に就き, ァキモの妻も彼に對しマニラより極めて謙虚に感謝する旨を書き送りたり、其の後は、, 間、全く一人となりてデウスと共に過し、牢仲間のみならず、長崎より彼を訪問し來れ, 中に置かれし、かのフレガタ船の船主及び書記と同じく〕彼等を受入れ、其のフラテリ, 心状態なるにせよ、或は彼の忍耐力の效果なるにせよ、牢中に蝟集せし蚊と虻の大群に, 宮廷より權六の到著の際、自己の如何に處遇せらるゝやを悟りて、彼は連續して八日の, に仕へつゝ死に就くてふ大事業に際して、豫て彼をばその魂の保護者即ち支柱として選, 敬虔なるべき事を勸告せり、かの信心會は彼等をば彼等の朋輩として受入れ、又ジョヴ, の内に彼等を登録すべく依頼せり、そは、彼等自ら心の準備を怠らざりしデウス, に人を遣し、〔他のジョヴァンニ及びレオーネ、即ち彼と共に壹岐の島の獄, ○兄弟、, 伊留滿, 信心會ヲ指ス、, ○聖いぐなちお, 在ル妻ト通, 常陳獄中ニ, 徒ノ登録ヲ, テまにらニ, 信心會ニ信, 蚊ト虻ヲ追, 信ス, 常陳ノ默想, 乞フ, 常陳長崎ノ, ハズ, 元和八年七月十三日, 三四一
割注
- ○兄弟、
- 伊留滿
- 信心會ヲ指ス、
- ○聖いぐなちお
頭注
- 在ル妻ト通
- 常陳獄中ニ
- 徒ノ登録ヲ
- テまにらニ
- 信心會ニ信
- 蚊ト虻ヲ追
- 信ス
- 常陳ノ默想
- 乞フ
- 常陳長崎ノ
- ハズ
柱
- 元和八年七月十三日
ノンブル
- 三四一
注記 (31)
- 353,669,57,2194刺されつゝも猶ほ之を感知せざるが如く、彼は之を手にて追拂はんとすらせざりしと、
- 699,671,57,2226る人々にも何も語らず、唯一人とのみ、僅か數行の書状を以て語りしのみなりき、而し
- 584,670,58,2231て當時の彼の默想振りに就いて、人々は斯く述べたり、全くデウスに心を奪はれたる放
- 1400,676,57,2235び居たればなり、又ジョヴァキモはマニラに在りし其の妻に宛てゝ書翰を送り、此事柄
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- 1051,687,56,2181ァキモの妻も彼に對しマニラより極めて謙虚に感謝する旨を書き送りたり、其の後は、
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