Loading…
要素
割注頭注ノンブル
OCR テキスト
れば喜悦は更に大なるもの有り、或る當局者は、我等が十月には火刑に處せらるべき由, ウスの御惠みの限無き事は余の最も良く知る處なり、若し此の報せの眞實ならんには、, り、即ち、猊下より吉き報せに接して余は喜悦に堪へず、されど我等は今祭日に方りた, 余は心より猊下を固く抱擁し奉るべし、いざ天上に於て再び互に相見えん、と、, なりき、今は著しく衰弱して體力を喪ひ居るも、デウスの御惠みに己が生命を焔祭の生, 漸くにして處刑の報せを受けたる後、彼は長崎の主任司祭に宛てゝ次の如く書き送りた, 權六自らの口より聞けりと余に確言す、此の風説の事實と成る事の、デウスの御心に叶, るべき時到らば、余は如何計り幸福ならん、假令余が斯かる恩惠に値せずとするも、デ, ひ給へかし、されど、猊下とても、盖ぞ斯くも喜ばしき報せを我等に匿し給ふ事あるべ, 最後に同じパードレに對して、かの報せの確實なる事を知りて次の如く書き送れり、即, る、余は此の六月二十日, き、嗚呼キリストの御惠み深き我がパードレよ、余が刑柱に縛められ周圍を火炎に圍ま, に値せずとするも、猶ほ少くとも縲細の裡に在りて死するは極めて悦ばしからん、と、, ち、死刑確定の報せと同時に猊下の書翰を受領せしかば、デウスに限無き感謝を捧げ奉, に至る迄熱下らず、重態, より七月十五日, ○元和八年五月, ○六月七, 日ニ當ル、, 十二日ニ當ル, 十月火刑ア, 書翰ノ四, 書翰ノ三, ラントノ噂, 獄中ニ病ム, 元和八年八月五日, 一六七
割注
- ○元和八年五月
- ○六月七
- 日ニ當ル、
- 十二日ニ當ル
頭注
- 十月火刑ア
- 書翰ノ四
- 書翰ノ三
- ラントノ噂
- 獄中ニ病ム
柱
- 元和八年八月五日
ノンブル
- 一六七
注記 (27)
- 1500,685,57,2251れば喜悦は更に大なるもの有り、或る當局者は、我等が十月には火刑に處せらるべき由
- 919,685,57,2213ウスの御惠みの限無き事は余の最も良く知る處なり、若し此の報せの眞實ならんには、
- 1617,686,58,2247り、即ち、猊下より吉き報せに接して余は喜悦に堪へず、されど我等は今祭日に方りた
- 805,684,55,2037余は心より猊下を固く抱擁し奉るべし、いざ天上に於て再び互に相見えん、と、
- 328,686,56,2247なりき、今は著しく衰弱して體力を喪ひ居るも、デウスの御惠みに己が生命を焔祭の生
- 1730,683,58,2254漸くにして處刑の報せを受けたる後、彼は長崎の主任司祭に宛てゝ次の如く書き送りた
- 1384,682,58,2251權六自らの口より聞けりと余に確言す、此の風説の事實と成る事の、デウスの御心に叶
- 1035,686,58,2246るべき時到らば、余は如何計り幸福ならん、假令余が斯かる恩惠に値せずとするも、デ
- 1268,687,57,2236ひ給へかし、されど、猊下とても、盖ぞ斯くも喜ばしき報せを我等に匿し給ふ事あるべ
- 681,690,57,2256最後に同じパードレに對して、かの報せの確實なる事を知りて次の如く書き送れり、即
- 446,687,55,630る、余は此の六月二十日
- 1153,684,56,2249き、嗚呼キリストの御惠み深き我がパードレよ、余が刑柱に縛められ周圍を火炎に圍ま
- 1848,693,58,2212に値せずとするも、猶ほ少くとも縲細の裡に在りて死するは極めて悦ばしからん、と、
- 564,690,57,2241ち、死刑確定の報せと同時に猊下の書翰を受領せしかば、デウスに限無き感謝を捧げ奉
- 444,2310,57,628に至る迄熱下らず、重態
- 449,1649,51,403より七月十五日
- 475,1332,43,301○元和八年五月
- 475,2073,43,169○六月七
- 432,2071,39,187日ニ當ル、
- 430,1335,42,255十二日ニ當ル
- 1511,340,40,207十月火刑ア
- 676,338,42,170書翰ノ四
- 1745,340,41,170書翰ノ三
- 1469,345,41,209ラントノ噂
- 443,337,41,207獄中ニ病ム
- 220,760,46,342元和八年八月五日
- 222,2472,41,111一六七







