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虚弱の體質を有し、長引き且つ甚大なりし疲弊の爲め困憊し、屡こ正に致命的なる長き, なりき、此等の疾病の一つは、當初より猖獗を極め、惡性にして、後には其の激しさは, しめ、次いで又、同樣に彼を新なる疾患に陷れ、又もや之を蘇生せしめ、斯かる状況の, 認むる動きを示さざりき、我等の會の九人の虜囚の内には、斯くも長期間之に耐ふるに, は餘りにも虚弱なる體質を悔みつゝ、幾度か恐しき苦難の重壓の下に倒れ伏さざる者は, さへ存せざりき、〓に稍こ以前に述べし如く、瀕死のフライ・アンブロージョ・フェルナ, 裡に諸々の苦難を蒙る事に依り忍耐の功徳を増進せしめ給ひぬ、彼の常に患ひたる疾病, は、胃の異状及び痙攣、嘔吐及び赤痢、内臓捻轉、竝びに己が身に附きて離れざる熱病, 委ぬべく夜伽を受けたり、されどデウスは、彼に約束し、後に彼に與へ給ひし貴き榮冠, 疾患に陷りたり、前述の如く幾度も聖油の塗布を受け、逝かんとする其の魂をデウスに, ンデズにとりても、牢番に當る非情の異邦人等は如何に懇願すれども、一瞬の光明すら, 無かりき、されど他の人々の内にもパードレ・スピノーラは此の牢内の他の誰人よりも, を忠實に保管し給ひ、體質上彼を死の間際迄運ばせつゝも猶ほ彼を連〓し、再び蘇生せ, 稍こ緩慢となりしも、彼は三箇月近くの間之より逃れんと苦惱せり、今一つの疾病に彼, ビ痙攣, 胃ノ異状及, すぴのらノ, 長疾, 嘔吐, 内臓捻轉, 赤痢, 耶蘇會士九, 聖酒, 夜伽, 人, 熱病, 元和八年八月五日, 四〇〇
頭注
- ビ痙攣
- 胃ノ異状及
- すぴのらノ
- 長疾
- 嘔吐
- 内臓捻轉
- 赤痢
- 耶蘇會士九
- 聖酒
- 夜伽
- 人
- 熱病
柱
- 元和八年八月五日
ノンブル
- 四〇〇
注記 (28)
- 1197,683,68,2251虚弱の體質を有し、長引き且つ甚大なりし疲弊の爲め困憊し、屡こ正に致命的なる長き
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- 1427,690,69,2237は餘りにも虚弱なる體質を悔みつゝ、幾度か恐しき苦難の重壓の下に倒れ伏さざる者は
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