『大日本史料』 12編 46 元和八年七月~同年八月 p.479

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彼の或る川を渉るに當り〔そは其の地にては水量豐富にして流疾き河川なりしが、渡る, べき舟も橋も無かりしを以て十一度迄も川の中程に進み入る必要を覺えたる如き日の事, 濕氣多き同地に獨特の棕櫚の枝數本を褥として身を横ふる時を除きて常に屋外に於て夜, なりき〕、轉倒して激流に呑まれて下流へ押流され、輾轉として流れ行きて遂に偶然に, り、彼の之を行ふに際して、其の忠實なる同僚たりしフライ・デ・アンジェリスは共に, デウスより彼等の許へ遣はされたる一説教者の言葉に傾聽せんとして、噂に依れば、互, き、彼は其の到る處に於て、彼等の必要に應へ、彼自身の魂の要求する處に從ひて總べ, 苦勞と艱難とをも分ちたり、兩人は、雨の爲め濕潤せる大地の上に放置され、それ自體, なき有樣なりき、而もパードレ・スピノーラは溺死せんばかりの危胎にも瀕せり、そは, 其の他の公然たる悔悛の苦行にして、是等は孰れも當地にては最早全く馴染薄き習慣な, ての善を獲得せり、即ちそは生活の變更、鮮血に染みたる苦行鞭を携へたる行列、及び, に誘合はせて彼の許に馳せ參じたりとの事なり、而して彼は正に之に適はしき人柄なり, を過し、且つ又〓麭の代りに焙りて軟らげたる數箇の野生の果實を以て飢を凌ぐの餘儀, ンパニアの人々を未だ曾て見たる事も無かりしも、住民は、彼等を改宗せしめんが爲め, ヲ褥トス, 棕櫚ノ枝葉, 溪流ニ〓マ, 元和八年八月五日, 四七九

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  • ヲ褥トス
  • 棕櫚ノ枝葉
  • 溪流ニ〓マ

  • 元和八年八月五日

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  • 四七九

注記 (19)

  • 531,656,59,2247彼の或る川を渉るに當り〔そは其の地にては水量豐富にして流疾き河川なりしが、渡る
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