『大日本史料』 12編 46 元和八年七月~同年八月 p.427

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り、時に、番卒等は、求めらるゝ事無かりしかども、進んで之を默認せり、, る、彼女は斯く心を籠めたる世話を終へて〓りしが、何人なりとも近附かんとする者を, たる物にして、少量をば熱して、僅か宛啜り飮まれ、日本竝びに東洋各地にて愛用せら, められしも、近くには水無く、而も水を求むる聲は遙か遠方迄屆きたれば、遠方の端に, 在りし一人の勇しき若者は、中に水を充たせし水差を肩に支へて海に入り、之を抱きた, て、當地にて用ひらるゝ小さき水差と小さき茶碗を以て是等のデウスの下僕等の内希望, の親切心をば賞揚せり、そはキリスト教の信仰表明者等の到著せし直後の事なりき、さ, 彼等の當地に到著してより凡そ一時間餘りを經て、長崎の同僚等は姿を現はせり、一行, れど彼等の内數名は、咽喉の渇きに堪兼ねて、かの婦人を迎へんと前に進み出しかば、, かの丘の最も近きに在りし小舟〔周圍の海は、完く小舟にて充滿せり〕に水無きやと索, ば横柄に扱ひ、追拂ふものと思はれたる番卒等すら誰一人として彼女を咎めず、寧ろ其, る儘游泳し、幾多の小舟の間を過りて陸に辿り著き、渇きを訴へし人々に水を飮ませた, を進めたり、チアとは〓に繰返し述べたる如く特殊なる草の煎じ, 婦人在りて、番卒等も其處に在らざるが如く、寧ろ之を些も恐るゝ事無く前に進み出, する人々にチア, 指ス、, ○緑茶ヲ, テ水ヲ運ビ, テ囚徒ニ贈, 長崎ノ一行, 一青年泳ギ, 三十一人到, ニ茶ヲ贈ル, 婦人囚徒等, 元和八年八月五日, 四二七

割注

  • 指ス、
  • ○緑茶ヲ

頭注

  • テ水ヲ運ビ
  • テ囚徒ニ贈
  • 長崎ノ一行
  • 一青年泳ギ
  • 三十一人到
  • ニ茶ヲ贈ル
  • 婦人囚徒等

  • 元和八年八月五日

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  • 四二七

注記 (26)

  • 450,691,62,1909り、時に、番卒等は、求めらるゝ事無かりしかども、進んで之を默認せり、
  • 1376,694,68,2228る、彼女は斯く心を籠めたる世話を終へて〓りしが、何人なりとも近附かんとする者を
  • 1490,694,64,2227たる物にして、少量をば熱して、僅か宛啜り飮まれ、日本竝びに東洋各地にて愛用せら
  • 793,693,64,2221められしも、近くには水無く、而も水を求むる聲は遙か遠方迄屆きたれば、遠方の端に
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