『大日本史料』 12編 46 元和八年七月~同年八月 p.460

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を忘るゝ行爲をば拂拭し去り、屡こ其の妻マリアに語りて、若し誰なりと當コンパニア, 願望は、彼を以て死滅せしに非ず、其の寡婦マリアに依りて引繼がれたり、彼女は、己, より、之を取上ぐるが如きは、其の愛徳に相應しからずと思はれ、軈て迫害者等の放つ, 密偵等の暴く處と成りて至福なる死を得、其の酬いを得たるを以てなり、されど、彼の, り、而も彼は此の事の即座に實現するを願ひしが、其の願は叶はざりき、何となれば、, 返り、其の過誤に氣附きて、痛恨の餘り、彼の言に據れば、此の人道に悖る性質、恩義, の修道士に宿を提供し、其の廉に依り、他の何事を以てするも不可能と思はるゝ事をば, 他の己が同僚等の道を辿りつゝも、當時彼が恩惠を蒙る事大なりしコンパニアより〓退, 血を以てコンパニアに贖ふべく死に就くに非ざれば、死すとも死切れざるべし、と言へ, の子息なりしも、其の信仰及び生活は父親とは全く異なりたり、尤も、トクアンも亦、, せし事ありき、然れど、彼は父トーアン竝びに兄弟等の悲慘なる死を賭て、飜然と我に, 當時〓に他の修道會の修道士等彼の家に潛み居りて、彼等の宿泊する場所を寒ぐはもと, が行爲を自ら爲す自由を得るや、己が希望によりて、結婚以前に於けるが如く、再び我, 等の仲間に〓りて、其の魂をば仲間の掌中に託したり、彼女は聖イニャーシオ, うす・ろよ, ○いぐなし, まりあ亡夫, テ耶蘇會士, ノ家主タラ, ント欲シテ, 果サズ, ノ遺志ヲ繼, 庵教ヲ奉ジ, グ, 元和八年八月五日, 四六〇

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  • うす・ろよ
  • ○いぐなし

頭注

  • まりあ亡夫
  • テ耶蘇會士
  • ノ家主タラ
  • ント欲シテ
  • 果サズ
  • ノ遺志ヲ繼
  • 庵教ヲ奉ジ

  • 元和八年八月五日

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  • 四六〇

注記 (26)

  • 1306,703,57,2223を忘るゝ行爲をば拂拭し去り、屡こ其の妻マリアに語りて、若し誰なりと當コンパニア
  • 482,697,57,2232願望は、彼を以て死滅せしに非ず、其の寡婦マリアに依りて引繼がれたり、彼女は、己
  • 720,703,58,2216より、之を取上ぐるが如きは、其の愛徳に相應しからずと思はれ、軈て迫害者等の放つ
  • 599,695,58,2229密偵等の暴く處と成りて至福なる死を得、其の酬いを得たるを以てなり、されど、彼の
  • 956,703,56,2191り、而も彼は此の事の即座に實現するを願ひしが、其の願は叶はざりき、何となれば、
  • 1418,702,61,2233返り、其の過誤に氣附きて、痛恨の餘り、彼の言に據れば、此の人道に悖る性質、恩義
  • 1188,702,57,2227の修道士に宿を提供し、其の廉に依り、他の何事を以てするも不可能と思はるゝ事をば
  • 1651,699,61,2232他の己が同僚等の道を辿りつゝも、當時彼が恩惠を蒙る事大なりしコンパニアより〓退
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