『大日本史料』 12編 46 元和八年七月~同年八月 p.461

Loading…

要素

割注頭注ノンブル

OCR テキスト

依りて知りたる此の聖者に〓して縋り、彼の嘗ては苛まれたる人として希求し居りし慈, るものもありき、譬へば、權六に依りて死刑の宣告の爲め召喚せらるゝ數日以前の事な, まれて殺されし夫の所持せる一聖像も在りしが、此の世に斯程美はしきもの無しと思は, て之より享けたる恩寵を物語りしが、其の恩寵は數多く、而も中には竝外れて不思議な, 愛をば、妾にも與へ給へと懇願せり、正に斯くの如く懇願し居りし最中に、彼女は全く, を以てしては達し得ざる恩寵を獲得せり、彼女は豫て良心の疑懼に苛まれしが、そは、, りしが、鏤めたる無數の花を以て我が身を悉く飾り、其の内には、己が信仰を權六に〓, 此の世に是以上のものを持ち得べからざるが如き煉獄にも等しき苦惱を味はひたればな, 女は、聖イニャーシオが其の發心の最初の時期に同様の良心の困惑と疑念の裡にて甚だ, るゝ程優雅にして神祕的なる身形を繕ひて、人目を惹く姿態にて現はれたり、されど斯, り、彼女は是迄長き歳月の間、己を夫より解放つが如き人には遭遇せざりき、或る日彼, 苦しみ拔きたる事を偶々想起するや、良心の疑懼の如何計り魂の苦しみなるかを經驗に, く成る以前に、彼女は己が魂にとりては餘りにも貴重なる、長期に亘る、而も他の方法, をこよなく崇拜し、一聖像を肌身より離さず、又心の中にも持ち續けたり、而し, らヲ指, ス、, ヲろよらノ, テ克服ス, 煉獄ノ苦惱, 慈愛ニヨリ, 元和八年八月五日, 四六一

割注

  • らヲ指
  • ス、

頭注

  • ヲろよらノ
  • テ克服ス
  • 煉獄ノ苦惱
  • 慈愛ニヨリ

  • 元和八年八月五日

ノンブル

  • 四六一

注記 (22)

  • 430,695,61,2248依りて知りたる此の聖者に〓して縋り、彼の嘗ては苛まれたる人として希求し居りし慈
  • 1608,705,59,2237るものもありき、譬へば、權六に依りて死刑の宣告の爲め召喚せらるゝ數日以前の事な
  • 1375,700,58,2239まれて殺されし夫の所持せる一聖像も在りしが、此の世に斯程美はしきもの無しと思は
  • 1724,700,60,2241て之より享けたる恩寵を物語りしが、其の恩寵は數多く、而も中には竝外れて不思議な
  • 314,692,60,2248愛をば、妾にも與へ給へと懇願せり、正に斯くの如く懇願し居りし最中に、彼女は全く
  • 1025,701,59,2210を以てしては達し得ざる恩寵を獲得せり、彼女は豫て良心の疑懼に苛まれしが、そは、
  • 1492,701,58,2244りしが、鏤めたる無數の花を以て我が身を悉く飾り、其の内には、己が信仰を權六に〓
  • 909,694,59,2247此の世に是以上のものを持ち得べからざるが如き煉獄にも等しき苦惱を味はひたればな
  • 664,697,61,2243女は、聖イニャーシオが其の發心の最初の時期に同様の良心の困惑と疑念の裡にて甚だ
  • 1257,698,61,2243るゝ程優雅にして神祕的なる身形を繕ひて、人目を惹く姿態にて現はれたり、されど斯
  • 786,701,59,2242り、彼女は是迄長き歳月の間、己を夫より解放つが如き人には遭遇せざりき、或る日彼
  • 547,699,61,2239苦しみ拔きたる事を偶々想起するや、良心の疑懼の如何計り魂の苦しみなるかを經驗に
  • 1141,698,59,2246く成る以前に、彼女は己が魂にとりては餘りにも貴重なる、長期に亘る、而も他の方法
  • 1841,857,61,2082をこよなく崇拜し、一聖像を肌身より離さず、又心の中にも持ち續けたり、而し
  • 1867,697,43,128らヲ指
  • 1829,702,38,46ス、
  • 990,359,36,203ヲろよらノ
  • 898,356,42,160テ克服ス
  • 1032,352,42,218煉獄ノ苦惱
  • 944,351,40,212慈愛ニヨリ
  • 210,777,46,341元和八年八月五日
  • 213,2472,42,108四六一

類似アイテム