『大日本史料』 12編 46 元和八年七月~同年八月 p.495

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に總べての人々より期待せられ、尊敬せらるゝ人なりしが、如何なる卑賤の職務に對し, 單なる表面の外見のみを繕ふが如き物に非ずして、彼の愛徳と慈愛溢れて極めて几帳面, みに適合すと言ひしが如き、相互の理解をば贏ち得たり、斯くて、彼等は愛せられしの, り、而して、彼の爲す處は、正に以下の如きものなりき、即ち、彼は手先、技巧、乃至, 異常なる時間なりと雖も、恰も彼が〓に其の人のみを待ち續け居り、彼以外の人の事は, みならず、愛せらるゝ事を知覺し、彼が彼等の物と成りし如く、彼等も亦彼の物と成り, て、修道士に適はしき限りに於て、彼等獨自の極めて異樣にして我等とは異なれる風習, 斯く過せられ得ざるが爲めに哀れを感じ慘めさを託つ者曾て無かりき、彼は斯くの如く, なる性質との凡ゆる性質よりして振舞ひたるなり、之を以て彼は完く彼等の身に成切り, たり、告解の爲め、或は又其の他にも靈魂の幸福の爲め彼を求め來りし人には、如何に, て總べての點に於て己が好みに合致すと言ひ、彼等も亦、彼が總べての點に於て己が好, を、恰も彼等の内に生れ附きたるが如く巧に身に著けたり、而して彼は、日本人に就き, 全く考へず、又顧慮せざりしが如く、心より之を迎へ、奉仕を受けしめしかば、何人も, さとをば抛棄して、求め得る限りの親切と愛情とを懷かば總べては得らるべし、と云へ, 日本ノ風尚, 愛徳ヲ以テ, ニ適應ス, 告解ヲ聽ク, 時ノ態度, 元和八年八月五日, 四九五

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  • 日本ノ風尚
  • 愛徳ヲ以テ
  • ニ適應ス
  • 告解ヲ聽ク
  • 時ノ態度

  • 元和八年八月五日

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  • 四九五

注記 (21)

  • 307,665,58,2220に總べての人々より期待せられ、尊敬せらるゝ人なりしが、如何なる卑賤の職務に對し
  • 1588,661,61,2240單なる表面の外見のみを繕ふが如き物に非ずして、彼の愛徳と慈愛溢れて極めて几帳面
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