『大日本維新史料 編年之部』 2編 1 安政1年1月~同年1月20日 p.87

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か以來西洋エイケンホの事を尋られて、いろ〳〵と木をみせたれと、, 遣し候積、左衞門尉玩器は至〓嫌ひなり、かゝゑ入費意外の事なり、よりていろ〳〵と取よせ, ゝは、天地を隔いやしきものなり、俗に申氣のしれたる事にて、左衞門尉乃名汚さ〓ゝ歟と, みたるに、みな紅毛人乃仕入ものにて、左衞門尉の先達〓遣したる印籠又は惣蒔繪の太刀なと, わとて之せ候、其譯こは、, これき楠木に似たり、物産のこと醫者殊ニ詳也、これに問〓しと申たる故り、尋たるに、先達, りち來りたるカンハ又はウダイと〓ふ柚の鳶口の柄にゐたす木を、カヒタンにみせたるに、, 右之通こ〓、ハツテイラのかひには、いにれ御用立〓きもの也、, ツヽ遣し候、ヲルコル之挨拶を、凡十五兩に當るものゐるへしとの事故、磁器其外漆器にて, 國より出ゑやとて、詳に問ひ、殊に賞したるよし、, 船乃かぢかひの類によろし、樫の類ぶ重疊たるとは大にことなり、日本にかゝる木いにれ乃, ト船へ遣し候、これき一昨日差越候書面受取置候ふは如何ニ付、もとし且諭なり、○木曾山よ, ○元旦を祝し、魯人より牛をくれ候挨拶として、いつれもより、鮮鯛一折, みか似たるものにもあらす、然るにこれさ必エイケンホなる〓し、鐵炮臺其外, 其節覺書の横文字を越した, やすし、これらの、と、, を尋て、いろ〳〵と穿鑿して、, 以上森山榮之助申, これは松平肥前守エイケンホ, 西洋人に屡問た, 木曾の杣必詳なるへし、, 大木はいのゝある〓き、老木に, なれは、サク々々なりて、折れ, 立を其まゝしるす, 〓、我にやしらさる木なり、但し、甚デヤツチ及びエイケンホに相似たるやうに覺, 此木は、カムルホ楠のやうに思へとも、こ」れは左にはあらさる、さらは此木, ゆとあり、箕作玄圃云、エイケンホは、マキの類と覺しりと、森山榮之助は、樫櫟之字な〓の事と覺と理たれは、, 其事を以尋ねたる、れは舌官もの從來之謬傳なりと、玄圃申。候、飛州高山の御代官に被仰付候はゝ、直にわか, るよしれり, 〓, 露使ニ鮮鯛, ヲ贈ル, 安政元年正月二日, 八七

割注

  • やすし、これらの、と、
  • を尋て、いろ〳〵と穿鑿して、
  • 以上森山榮之助申
  • これは松平肥前守エイケンホ
  • 西洋人に屡問た
  • 木曾の杣必詳なるへし、
  • 大木はいのゝある〓き、老木に
  • なれは、サク々々なりて、折れ
  • 立を其まゝしるす
  • 〓、我にやしらさる木なり、但し、甚デヤツチ及びエイケンホに相似たるやうに覺
  • 此木は、カムルホ楠のやうに思へとも、こ」れは左にはあらさる、さらは此木
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  • 其事を以尋ねたる、れは舌官もの從來之謬傳なりと、玄圃申。候、飛州高山の御代官に被仰付候はゝ、直にわか
  • るよしれり

頭注

  • 露使ニ鮮鯛
  • ヲ贈ル

  • 安政元年正月二日

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  • 八七

注記 (34)

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