『大日本維新史料 編年之部』 2編 4 安政1年2月11日~同年2月23日 p.689

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はゞ、其役義罷出たり、願の趣承可申、取次叶ひ得させんと申けるは百姓共申樣、我々別に, 一万人の繩代と城下え引るゝ御傳馬代か錢で取のか犬や猫でもうぬらが繩に懸る者はな, 此所に態々參り申けるは、此度大勢參り候は別義に無御座候處、當國の掟惡敷御座候處、, て上を不恐過言、夫一々に繩を掛て城下え引上けると申ければ、百姓共から〳〵と打笑ひ、, 所詮百姓共立續難成候間、皆々申合、江戸え被遊御隱居候甲斐守樣御代に出して我々不及, どつと上て押寄れば、なにかは以てたまるべき、皆ちりちりに逃けり、代官藤口又藏が乘, い、ぐず〴〵言はずとそこ通せ、いぎに及と皆〓すと棒振上れば、後詰迄棒振上て、鯨時聲, に而堅めけり、百姓共に向ひ被仰けるは、其方共大勢に而罷通共、盛岡え願の筋有て通候, 相成候間、同所御代官藤口又藏掛立只見御徒目付中島嘉藤治・足輕半七右五頭に同心百人, 願ひは無御座候處、此所御通し可被下と申ければ、スリヤ大勢にて押寄來りや一々申聞屆, 増てうぬら如きの匹夫野郎に而わかるべき樣なしと大音にて申ければ、是百姓の分際に, けてゑさせんと申ければ、寄手の者共申けるは、先年遠野彌六郎殿の引受てさへ分らぬ者、, 無殘りかり出、若し男病氣なれば代人を出し、女住居迄加り出、都合人數六千七百人計に, たる馬は、此物音に驚きはねまわる、寄手の大將又藏を馬より引卸し、松の木え荒繩を以, て逆さにくゝし付置、夫より二日路計奧に野戸路と云所に龍宮一と云ふ奧州一の長者有、, ノ逃走, 野田代官等, 押借, 安政元年二月二十三日, 六八九

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  • ノ逃走
  • 野田代官等
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  • 安政元年二月二十三日

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  • 六八九

注記 (20)

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